浜松市楽器博物館 コレクションシリーズ7

舞踏への勧誘〜ウィーンの音・ワルター・ピアノ〜

フォルテピアノ:小倉貴久子

 

収録曲:

ウェーバー (1786-1826):「舞踏への勧誘」華麗なロンド 変ニ長調 作品65

シューベルト (1797-1828):即興曲 変ホ長調 作品90-2

フンメル (1778-1837):ポロネーズ「気まぐれな美女」変ロ長調 作品55

シューベルト:2つのスケルツォ 第1番 変ロ長調、第2番 変ニ長調

ヴォジーシェク (1791-1825):即興曲 イ長調 作品7-4

シューベルト:ソナタ 嬰ヘ短調 アレグロ・モデラート

ベートーヴェン (1770-1827):ソナタ 変ホ長調 作品81a「告別」

フンメル :「ハンガリー風ロンド」ハ長調 作品107-6

使用ピアノ:ワルター&サン 1808〜10年

録音:2005年5月 アクトシティ浜松音楽工房ホール 発売:2006年4月

企画・制作:浜松市楽器博物館

録音・製作:コジマ録音

楽曲解説:小倉貴久子

*オリジナル楽器に起因するノイズがあります。

LMCD-1804 2,200円(税込価格)

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CD:浜松市楽器博物館 コレクションシリーズ7 舞踏への勧誘〜ウィーンの音・ワルター・ピアノ〜

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[アルバムに寄せて 小倉貴久子]

 珠玉の名曲の宝庫。19世紀初頭のピアノ音楽は活気に満ちています。華麗なテクニックをもつピアニストはヴィルトゥオーゾと崇められ、輝かしいピアニズムが楽しまれました。またピアノ音楽にはポエジーで内面的に秘められたロマンティシズムが溢れています。

 ピアノの音域は年々拡大し、無限の可能性が秘められたこのマジックボックスのために数多くの名曲が書かれました。個性的なピアノ製作家が数多く排出された19世紀初頭のヨーロッパ、「ピアノ」の個性が作品にも大きく反映されています。

 ワルターはウィーンを代表する製作者です。明快で美しい音質には気品が漂います。また素朴で安らぎの感じられる音色は、ウィーンのブルジョア家庭に愛されました。市民に力と余裕が生まれたこの時代のハウスムジーク(家庭音楽)は豊かなレパートリーをもっています。そんな時代の空気を感じていただくことができれば幸せに思います。