小倉貴久子 最近の話題から

詳細は活動の記録のページまで。


News(2019.9.15~16)

 

ピティナ・ピアノステップ〔トークコンサート〕・ピティナ・ピアノセミナー

 

9月半ばの2日間を茅ヶ崎で過ごしました。15日はPTNAステップのアドバイザーとトークコンサート。朝からたくさんの方々の演奏を聴いて講評を書いて、午後にはトークコンサートを。茅ヶ崎在住の同級生の指揮者、上野正博君がトークコンサートの司会をしてくれました!

16日はPTNA講座【古典派の語法】をしました。ハイドンのイギリスソナタ ハ長調、モーツァルトのサリエリのオペラ《ヴェネツィアの市》より〈我がいとしのアドーネ〉の主題による変奏曲、ベートーヴェンのソナタ ハ短調 作品13「悲愴」を取り上げ、ピアノを弾きながらの講座でした。


News(2019.7.31)

 

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第38回(C.M.v.ヴェーバー)

 

共演の満江菜穂子さんにはモーツァルト時代のB管クラリネットと、モーツァルトとの関連でしか登場しない楽器バセットクラリネット(オリジナルは存在しなく設計図を元に復元した楽器)をお持ちいただきました。華麗なクラリネットの技術の冴え渡るヴェーバーのクラヴィーアとの2作品。そして、クラヴィーアとの二重奏用に編曲されたモーツァルトのクラリネット五重奏曲は、グレーバーのフォルテピアノとの相性がとてもよく、原曲に引けを取らない充実した演奏になりました。

従兄弟同士の作曲家がクラリネットを縁に結ばれた当公演は、二人の演奏家にとっても愉しく、魅惑の瞬間がたくさんある心踊る一夜となりました。(写真はゲネプロの様子)


News(2019.7.13〜15)

 

第2回フォルテピアノ・アカデミーSACLA

 

さいたま市プラザウエストで開催された第2回フォルテピアノ・アカデミーSACLA、2回目となる今年も盛況の内に終了しました。

〈受講生レッスン〉〈聴講生のための体験コーナー〉〈小・中学生のためのワークショップ〉〈小倉貴久子7台の鍵盤楽器によるオープニングコンサート〉〈小川美香子 ピアノの祖先コンサート〉〈鈴木秀美ベートーヴェンレクチャーコンサート〉〈受講生コンサート〉など各日とも盛りだくさんのイベントとともに充実したアカデミーになりました。

詳細についてはフォルテピアノ・アカデミーSACLAのページをご覧ください。


News(2019.6.20)

 

「フォルテピアノ講座」〜ハイドンのピアノ作品について

 

今日の自宅講座テーマは《ハイドンのピアノ作品について》。チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノを使って、初期、中期、後期作品について演奏をしながらお話しました。ピアノの先生方が対象の講座で、九州からの先生もいらして、みなさまとても熱心で感激!体験コーナーも盛り上がりました!


News(2019.6.16)

 

信州作曲家グループ「山の音」会
作品展'19 第30回演奏会

 

信州作曲家グループ「山の音」会の第30回演奏会に出演のため、長野市芸術館に赴きました。小倉貴久子は、桐山紘一の作曲したピアノ三重奏曲「犀川の情景」を桐山建志(ヴァイオリン)、花崎 薫(チェロ)とともに演奏しました。


News(2019.5.26)

 

ピティナ・ピアノステップ トークコンサート

 

今日は横浜で、ピティナ・ピアノステップのアドヴァイザー、その合間にD級課題曲から選曲してのトークコンサートを行いました。


News(2019.5.25)

 

YAMAHA GINZA CONCERT SERIES 

珠玉のリサイタル&室内楽

プレイエルで愉しむショパンのサロン音楽

鈴木秀美・小倉貴久子が名手たちと奏でる「ピアノ協奏曲」と「チェロ・ソナタ」

 

プレイエル・ピアノにとって理想的なキャパと響きをもつヤマハホール。すばらしい演奏家のみなさまと素敵なショパンコンサートが出来たこと。夢のような土曜の午後になりました。会場いっぱいにいらしてくださったお客様、ありがとうございました。(Photo : Ayumi Kakamu)


News(2019.5.20)

 

ムジカノーヴァ6月号

 

6月号のムジカノーヴァには4ページにわたる【フォルテピアノ工房探訪記(中嶋恵美子文)】で、太田垣至さんのつくるフォルテピアノやクラヴィコード、修復されるピ
アノの様子が多くの写真とともに興奮の文章で紹介されています。フォルテピアノ・アカデミーSACLAとの密接リンクも嬉しい!

小倉貴久子は【今月の1曲 演奏・指導法(モーツァルト ソナタK.545)】を担当。「当時のピアノと演奏週間を知り、あなただけのモーツァルトを目指しましょう」というタイトルで執筆しています。


News(2019.5.16)

 

日本経済新聞 文化〈古楽ピアノ、響き今に〉小倉貴久子

 

小倉貴久子の寄稿文が日本経済新聞の文化欄に大きく掲載されました。

「フォルテピアノ」について、小倉貴久子のフォルテピアノやピリオド奏法との出会いについて、現在進行中にシリーズコンサート、《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》についてなど、書かせていただきました。

詳細は、活動の記録2019年のページに掲げています。


News(2019.5.2)

 

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第37回(G.Ch.ヴァーゲンザイル)

 

モーツァルトの子供時代、ウィーンの宮廷でもっとも権威のある作曲家として君臨していたヴァーゲンザイルが第37回のゲスト作曲家でした。モーツァルトは幼少期、ヴァイオリンの伴奏付きのクラヴィーアソナタを数多く作曲していましたが、その雛形となったのがヴァーゲンザイルの作品たちでした。6歳のモーツァルトがウィーン宮廷に招かれ演奏したのもヴァーゲンザイルのコンチェルト。モーツァルトのソナタと交互に聴いているうちに、さながら王侯貴族の気分になられたお客さんもいらしたことでしょう。

廣海史帆さんの美しいヴァイオリンの音色がフォルテピアノと響和。躍動感あふれる明るさに近江楽堂が幸せオーラに包まれました。

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第12チクルスの詳細

読売新聞に掲載された演奏会評もご覧になれます。


News(2019.4.21)

 

日本モーツァルト協会2019年4月例会〈次世代のモーツァルト〉

 

フルートの梶川真歩さんとモーツァルト子供時代のフルートソナタを4曲。ヴァイオリンの毛利文香さんとヴァイオリンソナタを2曲お届けした日本モーツァルト協会の例会コンサート。公演のタイトルは《才能溢れる女神たちの輝き》。若き女神たちの天衣無縫の軽やかなモーツァルトが春風を会場に運び込み、新緑のこの季節にぴったりの公演になりました。(写真はゲネプロの様子)


News(2019.4.14)

 

鈴木秀美&小倉貴久子 デュオコンサート

 

西方音楽館での鈴木秀美さんとのコンサート。熱心なお客様にホールいっぱいにお集まりいただき、思い出に残る充実の演奏会になりました。西方音楽祭を主宰する中新井紀子さん、カリスマ調律師の福沢宏さんにも大変お世話になりました。

ベートーヴェンのチェロとクラヴィーアのための変奏曲、ソナタ第2番 作品5-2、シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」ほかを演奏しました。(写真はゲネプロ時)


News(2019.3.27)

 

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第36回(J.S.シュレーター)

 

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第36回のゲスト作曲家はJ.S.シュレーター。シュレーターはイギリスで活躍したクラヴィーアの名手で、モーツァルトは彼の作品から影響を受けています。シュレーターの亡き後に残された妻と、かのJ.ハイドンが恋仲になった記録があったりと、彼の周辺には興味深い物語が。

共演はヴァイオリンの渡邊さとみさん、松永綾子さんにはヴィオラにも持ち替えてもらいました。チェロは懸田貴嗣さん。

モーツァルトの名品、ト短調四重奏曲をトリに演奏。ミューズの愛が降り注いだ魅力的な、古典派特有のユートピアムード満載の、このシリーズの真骨頂の回となりました。

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第11チクルスの詳細


News(2019.3.21)

 

ピティナピアノステップ 前橋春季地区 

 

群馬県前橋市で〈PTNAステップ&トークコンサート〉をしてきました。

ピアノは、Shigeru KAWAI でした。この日のためにホールに運び込まれたピアノで、素晴らしい調整と音色の楽器でした。

スタッフのみなさまにも支えられて前橋でもステキな一日を過ごすことができました。


News(2019.3.17)

 

ピティナピアノステップ 逗子3月地区

 

PTNAステップ逗子にお邪魔して、アドバイスとトークコンサートをしました。たくさんの熱い演奏を聴かせていただき、その合間のコンサート、ショパンのお話と共にスタインウェイで愉しく演奏いたしました。


News(2019.3.15)

 

シンポジウム「歴史的ピアノと音楽文化〜第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールをふりかえる」

 

一橋大学インテリジェントホールでの、【第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールを振り返る】と銘打ってのシンポジウム。1848年のプレイエルを搬入して、演奏つきのシンポジウムが行われました。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第2位入賞を果たした川口成彦さんと小倉貴久子、各々のソロとふたりでの連弾。また、小岩信治さんの司会で、松尾梨沙さん(音楽学)、太田垣至さん(鍵盤楽器製作者)の興味深いお話を聞きました。多角的に昨年のコンクールを振り返り、そして今後の展望が語られた中身の濃い時間になりました。


News(2019.3.9)

 

ピティナ会員 研修交流会〈電子ピアノとレッスンの新しい関係へ〉

 

昭和音楽大学「スタジオ・ブリオ」で、ピティナ会員 研修交流会 第6回アンサンブルパークの講師をしてきました。

今回のテーマは〈電子ピアノとレッスンの新しい関係へ〉。
小倉貴久子は昭和音大所蔵のプレイエルを弾きながら、「楽器が変わると、弾き方はどう変わるのか」というテーマでお話をしました。


News(2019.3.5)

 

いずみホール 1820年代の楽器で月光ソナタを聴く

 

大阪のいずみホールのランチタイム・コンサートで、同館所蔵のナネッテ・シュトライヒャーを弾いてきました。ナビゲーター岡田暁生さんのお話とともに、ナネッテの5本のペダルをフル活用し、この楽器の魅力が全開となる魅力的な作品たちをお届けしました。

満席のお客様からの暖かい拍手、ありがとうございました。


News(2019.2.23)

 

浜松市楽器博物館友の会 第16回学芸員との夕べ

 

浜松市楽器博物館での友の会コンサート。今回はエラール・ピアノを用いてビゼー の作品をお届けしました。エラールとビゼーの世界との相性の良さも格別のものがありました。

全ビゼープログラム:ノクターン ニ長調、「ラインの歌」より、「アルルの女」(作曲者自身によるピアノ版)


News(2019.2.14)

 

オルケストル・アヴァン=ギャルド第1回公演

 

新世代古楽オーケストラ、ここに誕生。

オルケストル・アヴァン=ギャルド(指揮:渡辺祐介)の第1回公演がトッパンホールで開催されました。

待望のベートーヴェン以降のレパートリーを視野に入れた常設の古楽オーケストラとして発足したオルケストル・アヴァン=ギャルドですが、満席のお客様の期待に応えるように熱い演奏を繰り広げ、会場をおおいに盛り上げました。

ベートーヴェンの交響曲第1番とピアノ協奏曲第1番という第1回公演にふさわしいプログラム。小倉貴久子が独奏者として参加しました。

彼らの活動をどうぞ今後もご注目を!

https://www.orchestreavantgarde.com


News(2019.1.27)

 

小倉貴久子と巡るクラシックの旅〜モーツァルティアーナ

 

北とぴあでの新シリーズ

小倉貴久子と巡るクラシックの旅【モーツァルティアーナ!】〜モーツァルト263歳の誕生日に贈るとっておきのコンサート〜が開催されました。

ピアノソロ、室内楽、協奏曲、クリスティアン・バッハの室内楽まで、各曲から楽章を抜粋しながら、バラエティ豊かなプログラムを組みました。精鋭の古楽奏者とともに質の高い演奏をお届けしました。

モーツァルト入門のプログラム?と思われるかもしれませんが、このような楽章抜粋のコンサートは、当時のモーツァルト自身の主催公演でもあたりまえに行われていたスタイル。北区のみなさまを中心としたお客様にも喜んでいただけました。

(写真はゲネプロ時のコンチェルト)


News(2019.1.20)

 

ショパン2月号 ピアニストのためのボディメンテナンスへ寄稿

 

ショパン2月号の特集は《私にご褒美。ピアニストのためのボディメンテナンス》。

〈現役ピアニストのボディ・メンテナンス法〉のページに、自分と対話しながら体を整える「ヨガ」というタイトルで寄稿しました。インドのサルナート(鹿野苑)で半跏趺坐をしている写真を大きく掲載していただきました。


News(2018.12.27)

 

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第35回(A.エーベルル)

 

自身の作品がモーツァルトの作品として出版されることの多かったA.エーベルル。作風はベートーヴェンのようなドラマティックさをあわせもっています。当時、ベートーヴェンの交響曲《英雄》と共に初演された エーベルルの交響曲は《英雄》より高い評価だった!というエピソードも彼の尋常ならざる天才性を物語っています。モーツァルトが意識していたコジェルフの作品にも通じる面も。18世紀末から19世紀初頭のウィーンの楽壇の特徴、嗜好がエーベルルの作品には隅々まで息づいています。ウィーンが生んだ作曲家エーベルルとモーツァルトを交互に聴くプログラムに今宵も多くのファンにお集まりいただきました。 

ヴァイオリンの荒木優子さんの音色がフォルテピアノと溶け合い、美しく柔らかな世界が広がり特別な夜となりまし た。エーベルル、今後、ますます注目、弾いていきたいと思いを新たにしました。(写真はゲネプロの様子)

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第11チクルスの詳細


News(2018.11.26)

 

第2回ピアノ指導者限定講座

 

ピアノの先生方対象の講座。第2回目の今回はチェンバロとクラヴィコードを使った【バロック時代の鍵盤音楽】講座をしました。みなさま、とても熱心に受講して下さり、体験コーナーでもチェンバロとクラヴィコードで新しい世界を楽しんでいただきました。次回第3回目は6月にハイドンに焦点を当てた講座を予定しています。


News(2018.11.23)

 

特別講座 フォルテピアノの特性を踏まえた古典派ピアノ曲の演奏法

 

スペース クリストーフォリ堺での特別講座。山本宣夫さんから所蔵楽器についてのお話。小倉貴久子からは居並ぶ錚々たる楽器の全てを用いての演奏とお話。その後は受講のみなさんの試弾コーナー。充実の講座になりました。

[講座内容]・作曲家がイメージしたのは「この楽器」での演奏だった・古典派ピアノ作品を弾く 教える前に知っておきたい古典派時代特有の奏法・演奏のレベルと説得力がアップするフォルテピアノの特徴を現代ピアノでの演奏に活かす工夫


News(2018.11.18)

 

ピティナ・ピアノステップ トークコンサート(みなみホール@鹿児島市)

 

ピティナ櫻島もくもくステーション主催のピアノステップでの審査、その合間に2回のトークコンサートをしてきました。短い滞在でしたが、鹿児島のみなさんに歓迎していただき、薩摩の名所も楽しみ、心温まる滞在となりました。


News(2018.11.16)

 

小倉貴久子が《第48回(2018年)JXTG音楽賞 洋楽部門奨励賞》を受賞

 

小倉貴久子がJXTG音楽賞奨励賞を受賞し、本日は授賞式に参加してまいりました。児童文化賞の奥本大三郎先生、音楽賞邦楽部門の杵屋勝国先生、洋楽部門本賞の池辺晋一郎先生という大御所の先生方と一緒のステージでの受賞。会食付きの華やかな授賞式に感激の晩となりました。

[詳細記事] 

【WEBRONZA】

第48回JXTG音楽賞で洋楽部門奨励賞を受賞したフォルテピアノ奏者の第一人者

「目からウロコ」の響きを求める小倉貴久子さん

[WEBRONZAの記事]


News(2018.11.11)

 

鈴木秀美のガット・サロンVol.12 シューマンの室内楽〈弦の音色、木の響き〉

 

ハクジュホールでのシューマンの極意がいっぱい詰まった室内楽コンサート。

花の曲 変ニ長調 作品19、おとぎの絵本 作品113、ピアノ三重奏曲(幻想小曲集)作品88、ヴァイオリンソナタ 第3番 イ短調 WoO27、ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47。

岡本誠司さん(ヴァイオリン)、成田寛さん(ヴィオラ)、鈴木秀美さん(チェロ)とシューマンの深い世界への旅。かけがえのない時間を過ごしました。


News(2018.10.30)

 

J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ[シューマンによるピアノ伴奏付き]全曲演奏会(10月20日宗次ホール、10月30日東京文化会館小ホール)

 

シューマンが伴奏をつけたかの名品、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ。その完結した大宇宙に伴奏づけをするというのはなんと大胆な試みと思われるでしょうが、この作品に敬意を表するシューマンの視線はさすがで、さながらシューマンのヴァイオリンソナタ?と思わせるような洒落たところも。そのアレンジの発想は19世紀ならではの価値観に基づくもので、J.B.シュトライヒャーのピアノと、時代時代のヴァイオリンの奏法に通ずる桐山建志とのアンサンブルで蘇った世界は驚きの連続でもありました。


News(2018.10.15)

 

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第34回(J.S.バッハ)

 

ザルツブルクでの青年モーツァルトが愛用していた鍵盤楽器のひとつはシュペート製のタンゲンテンフリューゲルでした。今回の公演で持ち込んだタンゲンテンフリューゲルは、Ch.G.シュレーターが1717年に書いた設計図を基に久保田彰が2017年に仕上げた楽器。シュレーターと親しくしていたJ.S.バッハにとって、強弱の可能なチェンバロの様相をもつタンゲンテンフリューゲルはどのような位置づけだったのでしょうか。

この日演奏したモーツァルトの2曲のソナタは、シュペート製のタンゲンテンフリューゲルが作曲者の身近にあったころの作品。作品の息づくさまが生々しく演奏者自身も興奮。J.S.バッハ渾身の〈パルティータ〉が表情豊かに歌われ、またバッハのフーガとモーツァルトのフーガの競演に会場が沸きました。

小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第11チクルスの詳細


News(2018.9.28)

 

トミオカ公開講座『フォルテピアノから知る古典派ピアノ曲の演奏法』

 

現代ピアノで「らしく」弾くためのヒントという副題で、フォルテピアノの特性の説明、古典派時代に特有の奏法を演奏を交えお話しました。小倉貴久子の初山形は、熱心なみなさまとともに充実の滞在となりました。


News(2018.9.25)

 

第446回一橋大学開放講座〈ピアノの歴史〉〜技術革新が拓いた魅惑の世界〜

 

如水会主催の一橋大学開放講座で、小岩信治一橋大学言語社会研究科教授とともにピアノの変遷をたどる講座を催しました。

A.ヴァルター(1795年製)、J.B.シュトライヒャー(1845年製)、また如水会館所蔵の伝説の1923年製ベヒシュタインの3台の楽器を並べて演奏とお話をしました。ピアノの変化と共に作品が変わりゆく様を実感されたお客さまから感嘆の声をたくさんいただいた会になりました。


より以前の小倉貴久子の活動については「活動の記録」のページで紹介しています。