詳細は活動の記録のページまで
News(2024.4.21)
ピティナ・ピアノステップ トークコンサート
ピティナさいたまNEOステーションで、ピティナ・ピアノステップでみなさんにアドバイス。その合間にトークコンサートを行いました。
News(2024.3.16)
ミュージアム・コンサート(東京・春・音楽祭)
「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展 記念コンサート vol.1 小倉貴久子(フォルテピアノ)
《エラール・ピアノで描くベル・エポックの音楽》
東京都美術館講堂に、名取ピアノ所蔵の1890年のエラールを運び込みました。
美しい名品ばかりのプログラムを演奏できて幸せな午後になりました。
プログラムは活動の記録を参照してください。
News(2024.3.11)
ラ バンド サンパ 日本モーツァルト協会第657回演奏会「グラン・パルティータ」
〈ラ バンド サンパ〉が満を持して、「グラン・パルティータ」を引っ提げ、日本モーツァルト協会の舞台に登場。
3月11日(月)18:45開演 東京文化会館小ホール
全員日本人で、13人のピリオド楽器奏者が集い、これ以上望めない優秀なメンバーによる「グラン・パルティータ」が実現しました。
謎の多いバセット・クラリネットやバセット・ホルンの研究・復元がここ20年でかなり進み、ほかの楽器も同様それらピリオド楽器に興味をもち息と魂を吹き込む演奏家が桁違いに多くなり、演奏水準が上がりました。
日本人には手の届きにくかったオリジナル楽器(コピー楽器ではなく)も舞台上に並びました。
〈ラ バンド サンパ〉はモーツァルトのセレナーデとディヴェルティメントを演奏するために生まれたバンド。モーツァルトの愛と楽しさ、ウィット、踊るようなリズム感を、全員が楽しみながら演奏しました。
ご来場いただいたお客様にも大歓迎を受けました。
「変化自在なテンポ、ダイナミクスレンジの拡大、緩急の大きい、また巧みなフレージングとバリアンテ、各パートの音色の多彩さetc。
より自由度の高い、何が起こるかわからないワクワク感のあるものが、実はバロックや古典派音楽ではないか?」というお客様からのうれしい言葉もいただきました!
(写真:長澤直子)
News(2024.2.16)
NIKKEI ART ACADEIA 日本ピアノ教育連盟
ピアニスト 小倉貴久子 Vol.2 ベートーヴェンの生涯とフォルテピアノとの密接な関係
動画がアップされました!
News(2024.1.20)
モーストリー・クラシック3月号
モーツァルト・クラシック3月号の特集は〈ショパンとベートーヴェン 豊穣のピアノ世界〉
この二大作曲家のピアノ作品に迫る特集です。
小倉貴久子は「ピリオド楽器フォルテピアノ演奏の世界 ベートーヴェンやショパンの弾いた音を求めて」というタイトルで、3ページにわたる記事を寄稿しました。
「モノクロ・イメージから転換」「画一的ではない価値観」「不均等な音の排除」「当時の楽器を基に指示記号」という項目で、フォルテピアノの視点から両作曲家のピアノ作品の魅力について語っています。
News(2024.1.18)
ショパン2月号〈大作曲家の愛のカタチ〉
ピアノ音楽誌「ショパン」2月号の特集は〈バレンタインデー特集 大作曲家の愛のカタチ〉。小倉貴久子は〈ベートーヴェンと愛〉というタイトルで、主にベートーヴェンとヨゼフィーネ・ブルンスヴィックの関係に焦点を当てて1ページを執筆しました。
News(2023.12.22)
OJI HALL 銀座ぶらっとコンサート #189 吉井瑞穂
鎌倉 to 銀座 vol.5 〜クララ&ロベルト・シューマンの世界〜
王子ホールの人気シリーズ〈銀座ぶらっとコンサート〉に吉井瑞穂さんとともの出演しました。
吉井瑞穂さんの情感豊かで美しいオーボエとグレーバーのフォルテピアノで、シューマン夫妻をめぐるドイツロマン派に想いを馳せる素敵なクリスマスコンサートになりました!(写真はゲネプロの様子)
News(2023.12.9)
小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第10回終演!
シリーズ第10回を記念する第一生命ホールにおける『2台クラヴィーアのためのコンチェルト』公演が盛況の内に無事終了しました。
川口成彦さんとプログラム前半は、チェンバロとジルバーマンを弾き分け、後半は2台のヴァルターを並べ、ピリオド楽器をもつオルケストラ デル モンド デル フォルテとの共演という華々しい舞台になりました。
J.S.バッハの「2台チェンバロのための協奏曲」で幕を開け、ウィットに富みスリリングなC.P.E.バッハの「チェンバロとフォルテピアノのための協奏曲」でバロック→古典派の2つの世界を堪能。祝祭的雰囲気をもつモーツァルトの堂々たる「2台クラヴィーアのための協奏曲」で大いに盛り上がりました。
お客さまから温かな拍手が続き、私たちも大変幸せな時を過ごすことができました!
演奏会の詳細・写真集などはこちらでご覧いただけます。
News(2023.11.20)
月刊ピアノ ピアニストインタビュー
月刊ピアノ2023年12月号のピアニストインタビューに小倉貴久子が登場!
《古楽は当時のポピュラー音楽 決して敷居が高いものではありません》
当時の楽器を知ると作曲家を身近に感じられる〜ピリオド楽器との出会い、現在展開中の《フォルテピアノの世界》のコンセプトや聴きどころについて、そして読者の皆様へのメッセージなどを語っています!
News(2023.11.12)
日本ベートーヴェンクライス11月例会〈ベートーヴェンとライヒャ〜「新しい」フーガをめぐって〜〉
1804年にライヒャが出版した〈新しいシステムで作曲された36のフーガ〉は、バロック時代からのフーガの伝統から決別する全く新しいフーガで、ライヒャはその理論を言葉でも表明している。
かたや、ベートーヴェンが作曲した作品34と35の変奏曲も本人が言うように「まったく新しい方法」で書かれている。
両者の「新しいフーガ」はそれぞれ手法も方法も異なるもので、互いのフーガについて両人思うところがあったようである。
越懸澤麻衣さんの明晰な説明で両者のフーガの作曲法の特異さが示され、小倉貴久子の演奏によって、これらの作品がこの時代にあっていかに「新しいフーガ」であったか、ということが露わになった。2時間の例会に居合わせた人たちの興奮はただならぬものがあった。
日本ベートーヴェンクライス〈ベートーヴェンとライヒャ〉ハイライト動画
News(2023.11.2)
講座〔フォルテピアノの特性を踏まえた古典派ピアノ曲の演奏法〜現代ピアノで「らしく」弾くためのヒント〜
船橋の伊藤楽器店で公開講座をしてきました。
楽譜《ソナチネ音楽帳》を教材にして、古典派音楽について、お話しとピアノ演奏で紐解きました。
〈講座内容〉フォルテピアノの特徴、古典派時代特有の奏法、フォルテピアノの特徴を現代ピアノでの演奏に活かす工夫
News(2023.10.14)
初期のチェロ作品について・2(日本ベートーヴェンクライス2023年10月例会)
日本ベートーヴェンクライス10月例会は、昨年同時期に開催した〈ベートーヴェン&チェロ作品〉の第2巻でした。
今回は、〜有名作品の陰にいる奏者たち〜という副タイトルで、ベートーヴェン時代にソロ楽器として頭角を表したチェロという楽器に貢献した陰ながらも偉大な作曲家・チェロ奏者の魅力を探りました。また、ベートーヴェンのチェロソナタ第2番に焦点を当てて、この作品の魅力を掘り起こしました。
日本ベートーヴェンクライス〈初期のチェロ作品について2〉ハイライト動画
News(2023.9.8)
小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第9回 プレイエルで聴く プレリュード 〜J.S.バッハとショパン〜
《フォルテピアノの世界》第9回公演が終了しました。プレイエルのフォルテピアノで、美しく味わい深い時間をみなさまとともに過ごしました
J.S.バッハを研究しながらショパンがマジョルカ島で完成させた《24のプレリュード》は、悪天候の嵐の中でのショパンのインスピレーションが作品に流れていますが、昨日は台風の中、そんな情景がリンクしてしまうようでした。アンコール時には外は穏やかな夜になり、ショパンとバッハのフーガを演奏して演奏会を閉じました。
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より プレリュード全曲
F.ショパン:24のプレリュード 作品28
News(2023.8.26)
珠玉のひととき in Obuse[小布施音楽祭]
葛飾北斎のダイナミックな絵画のある標高350mの小布施の北斎ホールでの演奏会。
ピアノとチェンバロを使い、オーボエの吉井瑞穂さんと、フルートの柳原佑介さんと楽しいコンサートになりました。
News(2023.7.20)
ムジカノーヴァ8月号
ムジカノーヴァ8月号の特集は《子どもに教える きほんのアーティキュレーション》
小倉貴久子はこの特集の5ページを割き〈18世紀の大作曲家から学ぶアーティキュレーションの教え方〜フレーズとリズムを感じる力を身につけて〉というタイトルで記事を書きました。
「アーティキュレーションとフレージング」「リズム感(拍節感)」「大作曲家の指導法」「レッスン現場での指導法」と項目を立て、さまざまな側面からアーティキュレーションについて考察していく記事になっています。
News(2023.7.17)
〈第5回フォルテピアノ・アカデミーSACLA〉閉幕!
大宮のレイボックホール小ホールでのプレコンサートに引き続き、15日からは打弦鍵盤楽器に特化したアカデミーが開幕。
18名の受講生、各日40名の聴講生がどっぷりとフォルテピアノに浸る真夏の祭典が始まりました。
まずはオリエンテーションで、華奢なフォルテピアノの特徴を体感。続いて2つの部屋に別れて、小倉貴久子とゲスト講師の川口成彦の熱いレッスンが受講生を対象に行われ、受講生にはまた4つのスタジオで4つの異なるフォルテピアノで練習する機会が与えられました。最初はとまどいの多かった受講生も3日間で大きく成長してくれました。
各日のお昼過ぎには〈レクチャー〉が各講師より、そして中日には、フォルテピアノ製作・修復家の太田垣至のワークショップが開催されました。フォルテピアノについての事前アンケートが30通以上届くという関心の高さを満たすワークショップの終了後も興奮が冷めず、太田垣さんのまわりには質問をする人が列をなしていました。
今年は懇親パーティーも開催され、レッスンでは得られない裏話的な楽しいお話しでテーブルが盛り上がっていました。
そして各日の最後には聴講生を対象にした体験ワークショップが行われました。5台のフォルテピアノに触れられるチャンスは、このアカデミーの大きな目玉のひとつで、短い時間に多くを体験しようと聴講生が集いました。
熱心な参加者のみなさんのおかげで、今年も充実の大成功のフォルテピアノ・アカデミーになりました。
来年も同じ会場で第6回の開催を予定しています。
詳しくは、フォルテピアノ・アカデミーSACLAのページをご覧ください。
News(2023.7.14)
〈第5回フォルテピアノ・アカデミーSACLA〉プレコンサート
大宮のレイボックホールで7月14日に開幕した〈第5回フォルテピアノ・アカデミーSACLA〉。まずはプレコンサートが小ホールで開催されました。
2台のフォルテピアノによるショパンピアノコンチェルト〜ショパンが愛したウィーンの楽器J.B.シュトライヒャーとパリで愛奏したプレイエルの美しい響きで〜
ショパンゆかりの2台のフォルテピアノが舞台上に並び、アカデミーでゲスト講師をつとめる川口成彦とともに、ショパンのピアノコンチェルトを2台フォルテピアノ版でお届けしました。場内ほぼ満席のお客さまにお集まりいただき、華やかにアカデミーの幕が開きました。
News(2023.6.24)
クリス・マーネミュージアム コンサート
ベルギーのクリス・マーネミュージアムでコンサートを開催しました。
キッチンで造ったゆえキッチンピアノと云われる、スタインウェイ第1号(1836年)のレプリカ(マーネ製作)を使用。
ヴォジーシェクとシューベルトの即興曲とソナタを演奏しました。
演奏曲目の詳細は活動の記録のページまで。
News(2023.6.18)
音楽家の本棚(音楽の友7月号)
【音楽の友7月号】の連載「音楽家の本棚」Vol.4に小倉貴久子が登場。インタビュアーの後藤菜穂子さんといろいろな話で盛り上がっています。
News(2023.6.13)
ベートーヴェンとホルン 第2部 コンサート(日本ベートーヴェンクライス特別例会)
〈ナチュラルホルンアンサンブル東京〉との《日本ベートーヴェンクライス 特別例会》コンサート〜19世紀初頭の響き〜
とっても楽しく盛り上がりました!
ブロードウッドのフォルテピアノと、ナチュラルホルンの相性も良く、当時作曲家がナチュラルホルンの凸凹した、でもあったかい響きに夢中になって曲を作ったんだなぁ〜ということを実感。
6人のホルン奏者のみなさまとのコンサートは、大学時代、たくさん管楽器の友達の伴奏して、藝大の4階・管楽器部屋に入り浸っていた日々を想い出させてくれました!
曲目詳細は「活動の記録」のページをご覧ください。
日本ベートーヴェンクライス〈ベートーヴェンとホルン〉第1部ハイライト動画
日本ベートーヴェンクライス〈ベートーヴェンとホルン〉第2部ハイライト動画
News(2023.6.12)
トマシュ・リッテルピアノ・リサイタル 第2部 プレゼンテーション
北とぴあで、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールで第1位のトマシュ・リッテルのリサイタル。小倉貴久子は第2部で、プレイエルとスタインウェイを用いて、「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」の弾き比べなど、プレゼンテーションをしました。
終演後は、リッテルくんと並んでサイン会!
News(2023.5.24)
現代ピアノで古典派を「らしく」弾くヒント
ピティナ熊谷さくらステーションにおじゃまして、ピティナ・ピアノ・セミナー【現代ピアノで古典派を「らしく」弾くヒント】〜ソナチネ・モーツァルトソナタなどの古典派を弾くポイント〜の講座をしてきました。ピアノの先生方の真剣に学ぶ姿勢に、私も刺激を受けます。
そして講座準備での調べ物では、いつも新たな発見や学びがあって、時間が足りない〜
News(2023.5.21)
ピティナ・ピアノステップ トークコンサート
熊谷文化創造館「さくらめいと」で行われたピティナ・ピアノステップとトークコンサート。80名の演奏を聴かせてもらいながら、お昼にはミニコンサートをお届けしました。ピアノはベーゼンドルファーで楽しく演奏しました。
News(2023.5.20)
スペシャル・インタビュー(レコード芸術6月号)
レコード芸術6月号の特集は《鍵盤楽器大博覧会2023》と銘打たれた鍵盤楽器の大特集。特集の表紙の写真は、もはやシャープキーが白!
スペシャル・インタビューに小倉貴久子が登場し、4ページにわたって「ピリオド楽器」について語っています。
〈運命を方向づけたピリオド楽器との出会い〉〈「不安定さ」は音楽の大切な要素のひとつ〉〈ピリオド楽器が伝える作曲家からのメッセージ〉〈均質性とは別の魅力を備えた多様性に富んだ楽器たち〉というテーマでお話をしています。
文章にしてくださったのは、飯田有抄さんです。
News (2023.4.29)
日本ピアノ教育連盟山陽支部講座〈古典派の語法〉
日本ピアノ教育連盟山陽支部主催の【古典派音楽の語法】講座、あっという間の2時間。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタを1曲ずつ取り上げて、現代ピアノで弾き語りをしながらレクチャーしました。
News(2023.4.22, 23)
ライブラリーサロン華宮 オープン記念 小倉貴久子 マチネコンサート ベートーヴェン孤高の後期ソナタ
名古屋八事興正寺に新しくできた〈ライブラリーサロン華宮〉のオープン記念コンサートにお招きいただきいました。2日間にわたり、ベートーヴェン最後のソナタ3曲を、このサロンに備えつけられたベヒシュタイン1916年製のピアノで演奏しました。
多くのお客さまにお越しいただき、素敵な思い出ができました。大きなお寺の美しいサロンとピアノで、夢のような午後になりました。
より以前の小倉貴久子の活動については「活動の記録」のページで紹介しています。