小倉貴久子 最近の話題から

詳細は活動の記録のページまで


News(2024.1.20)

 

ドビュッシー&ラヴェルの愛したピアノ(ショパン2月号)

 

ショパン2月号の特集は「ドビュッシー&ラヴェル その色彩の秘密」

小倉貴久子は彼らの愛したピアノについての記事を寄稿しました。彼らはどのような楽器を愛奏したのでしょう。ご興味のある方はぜひお読みくださればと思います。


News(2024.1.20)

 

バロック舞曲を舞踏と演奏の二つの視点から読み解く(ムジカノーヴァ2月号)

 

昨年12月8日に杉並公会堂グランサロンで行われた「演奏に生きるバロックダンス&鍵盤楽器奏法」の講座がムジカノーヴァで記事になりました。

浜中康子さんの講座では、ダンスの基礎、ムヴマン・プリエなどの動きを実践を交えながら紹介。小倉貴久子はバロック・ダンスをどのように演奏に活かすかをモダンピアノとチェンバロを弾き比べなからお話をしました。

八幡顕光さんの賛助を得て、作品がどのように踊られたか。踊りがどのような作品に結実したのかを体感することができたこの日。

当日の様子が長井進之介さんの文章で2ページにわたりレポートされています。


News(2024.1.13)

 

バッハの愉しみ with ピアノ

 

三鷹のライブハウス、ナチュラルのクラシックDayの小倉貴久子2回目の登場となった今回は、J.S.Bachとバッハにまつわるメンデルスゾーンとクララ・シューマンの作品をお楽しみいただきました。

休日の午後を贅沢なくつろぎの空間で、クラシックDay特別ナチュラルプレートとドリンクをお楽しみいただきながらお聴きいただきました。

 


News(2024.12.18)

 

ピアノと友だちになる50の方法〔音楽史〕

 

小原 孝さんが総監修を務めるシリーズ本「ピアノと友だちになる50の方法」の〔音楽史〕を小倉貴久子が担当しこの度完成しました!

50の項目で音楽のタイムトラベルのような楽しい内容になっています。

全国の書店で12月末より発売開始!たくさんの方に読んでいただけますように!

書籍詳細


News(2024.12.8)

 

演奏に生きるバロックダンス&鍵盤楽器奏法

 

東京バロックダンス研究会主催のスペシャル・レクチャー。

今回はバッハの組曲で採用されている舞曲を中心に、踊りをどのように演奏に生かすか、というテーマで、実際に各舞曲「ガヴォット」「メヌエット」「ジグ」「クラント」のステップを見て体感し、鍵盤楽器の演奏に活かす試みを行いました。

小倉貴久子はチェンバロとピアノを弾き分けて、舞曲の演奏法を興味深く示唆。実際に踊りの伴奏もしながら舞曲の演奏法を提示しました。

これまで誌上レッスンなどで講座をしてきましたが、やはり実際に見て体験すると、具体的に身体に入ってくるもので、会場満席の受講生にとって得難い体験となりました。

写真は、主宰の浜中康子さん、賛助出演の八幡顕光さんとヴァイオリンの伊藤 誠さん。


News(2024.11.24)

 

若きメンデルスゾーンとゲーテ(メンデルスゾーン基金 2024年の集い)

 

クライヴ・ブラウン博士を迎えての今年のメンデルスゾーン基金は、

メンデルスゾーンの《弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20から第3楽章》(ピアノ四重奏編曲版)と、《ピアノ四重奏曲 ニ短調》(1821年)の演奏で幕を開けました。

演奏:桐山建志(ヴァイオリン)、大木美稀子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、花崎薫(チェロ)、小倉貴久子(ピアノ)

続いて、クライヴ・ブラウン博士の「ピアニスト、ヴァイオリニストとしての若きメンデルスゾーン〜様式と演奏習慣〜」の講演。

博士とマズーア偕子、星野宏美による鼎談からレセプションへと会が進行しました。


News(2024.11.20)

 

クライヴ・ブラウン博士ワークショップ with 小倉貴久子

 

高松でのクライブ・ブラウン博士の講座は、さまざまな当時の文献、録音、証言などを引用しながら19世紀の演奏スタイルを解明してゆくもの。まるでポアロの推理みたいで、目から鱗がたくさん落ちました。

私はピアノで、スプリングソナタ第1楽章を現代のピアノを使ってデモンストレーションしました。

講座の後は、今回のブラウン博士招聘立役者・名通訳・全サポートの柴田俊幸さんと3人で玉藻公園を観光しました(写真)


News(2024.11.16)

 

18, 19世紀のピアノと弦楽器の魅力

 

菰野ピアノ歴史館(三重県)の開館三周年記念行事の演奏会は「18, 19世紀のピアノと弦楽器の魅力」というタイトルで、桐山建志さん(ヴァイオリン、ヴォイラ・ダモーレ、ヴィオラ)と小倉貴久子のフォルテピアノ(プレイエル1851、ベヒシュタイン1899、ブロードウッド・スクエア1820)で部屋を移動しながら行いました。

(写真はリハーサルの模様)


News(2024.11.2)

 

ピティナ・ピアノステップ さいたま市北区プラザノース

 

自宅から最も近いホールでのPTNAステップ

大好きなメヌエットをテーマにしたトークコンサートも愉しみました♪

トークコンサート・テーマ

優雅な踊り「メヌエット」


News(2024.10.20)

 

ムジカノーヴァ11月号 【特別対談】〜舞曲から考えるバロック作品の演奏法〜

 

バロックダンスの浜中康子さんは、この記事の取材の中で、実際にメヌエットやガヴォットのステップを踏みながら、説得力をもってバロック作品の演奏に欠かせない拍の方向性や動きなどを説明してくれました。

単純な3拍子ではないメヌエット。ガヴォットの跳躍(着地点)にはどのように向かうのかなど、紙面上で説明が試みられています。

ムジカノーヴァで興味を持たれた方は、ぜひ12月8日に開催される「演奏に生きるバロックダンス&鍵盤楽器奏法〜バッハの舞曲を中心に〜」にご来場ください。


News(2024.10.20)

 

マヨラ・カナームス東京 第11回 定期演奏会 終演!

 

ロッシーニが最晩年に作曲した《小ミサ・ソレムニス》は、フォルテピアノ2台とハルモニウムがソリスト4人と合唱を支えるという編成。

80分間に及ぶ大曲で、ロッシーニが生涯で築いた思想のつまった特別な輝きを放つ作品でした。

渡辺祐介の指揮するマヨラ・カナームス東京の合唱はすばらしく、この作品の魅力を余すことなく第一生命ホールいっぱいに集まったお客様に披露。

小倉貴久子にとってもまたとない体験になりました。


News(2024.10.11)

 

講座〔フォルテピアノの特性を踏まえた古典派ピアノ曲の演奏法〜現代ピアノで「らしく」弾くためのヒント〜第2回

 

昨年好評をいただいた公開講座の第2回を船橋の伊藤楽器店で行いました。

楽譜《ソナチネ音楽帳》を教材にして、古典派音楽について、お話しとピアノ演奏で紐解きました。

〈講座内容〉ガルッピ:ソナタ 第2楽章 ギャラントスタイル「音色のイメージ」、ヴァーゲンザイル:メヌエットについて、フック:トリルの入れ方、響きの作り方、ルティーニ:アルベルティ・バスと通奏低音

 

熱心なピアノの先生方が集まられ、オンライン配信もあり、私も現代ピアノでの実演と、iPadとCDもかけたりしながら、古典派の演奏法について、熱い2時間を過ごしました♪

 


News(2024.10.5)

 

小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第12回

エラール・ピアノとヴァイオリンで織りなす魅惑の響き -ベル・エポック-

 

《フォルテピアノの世界》第12回では1890年パリでつくられたエラールピアノをトッパンホールに運び込み、毛利文香さんのヴァイオリンとともに19世紀後半のベル・エポックと呼ばれるフランスの美しき時代の傑作ヴァイオリンソナタをお届けしました。

瑞々しく時にはしっとりと情感たっぷりに歌い上げる毛利さんのヴァイオリンが、エラールの音とぴったりマッチし、夢のような時間をみなさんと楽しむことができました。

プログラムなどの詳細はこちらまで。


News(2024.9.22)

 

第216回レクチャーコンサート「フォルテピアノでたどるウィーンの音色」(9/21)

ワークショップ「演奏はどう違う?ウィーンのピアノ(複製)を弾いてみよう(9/22)

 

浜松市楽器博物館での1日目は、A.ワルター製〔複製〕と伝C.グラーフを使った音楽工房ホールにおけるレクチャーコンサート。18世紀末期から19世紀前半にかけて変化したピアノの音色とそこに映し出される音楽家と製作家の想いをたどるレクチャーコンサートを催しました。

2日目は、特別展「いまのピアノとどう違う?19世紀ウィーンのピアノ」開催に合わせたワークショップ。実際にウィーンのピアノを弾いてもらい、参加者にミニレッスンをしました。

両イベントとも、お客さまにいっぱいお集まりいただきとても盛り上がりました!

 

 


News(2024.9.18)

 

マリアージュなこの1本(音楽の友10月号)

 

音楽の友の人気連載「マリアージュなこの1本」に小倉貴久子が登場!

お酒と音楽の美味しいおはなし

今号の「マリアージュなこの1本」のゲストは

フォルテピアノ奏者の小倉貴久子

久しぶりのアーティストの自宅編となった

本格的な手料理に珍しいベルギービールを前に

みずからの音楽活動について語った


News(2024.9.7)

 

ライブハウスで聴く小倉貴久子(フランスと日本の小粋な近代ピアノ作品)

 

三鷹に新しくできたライブハウス、ナチュラルのクラシックDayに小倉貴久子が登場。

土曜の午後を贅沢なくつろぎの空間で、フランスと日本の小粋な作品を、お料理とドリンクをお楽しみいただきながらお聴きいただきました。

曲のこと、オランダのことやプライベートなおしゃべりも交えながら、まさにライブハウスならではの醍醐味。

こういうクラシック音楽の楽しみ方も素敵だなぁ!


News(2024.8.20)

 

ムジカノーヴァ9月号 特集「ピリオド楽器から考える古典派の奏法」

 

ムジカノーヴァ9月号の特集はピリオド楽器三昧。

表紙を開けると飛び込んでくるのは、川口成彦さん。

特集の最初は座談会では、鶴田雅之浜松市楽器博物館館長×太田垣至×平野昭で「古典派をアナリーゼ!」とピアノと古典派の関係を紐解きます。

次は山名敏之さんによる「クラヴィコード、チェンバロから考えるハイドン作品の奏法」。平井千絵さんによる「鍵盤楽器と資料から推察するモーツァルト時代の音型」、宮﨑貴子さんの「ベートーヴェンに所縁の深いフォルテピアノたち」と続きます。

小倉貴久子は『フォルテピアノ・アカデミーSACLAを終えて』というインタビュー記事を提供しています。6回にわたって催されたフォルテピアノ・アカデミーも毎回、音楽の友やムジカノーヴァで事後レポートをご紹介いただきました。

そして、驚くべきことに、今号の付録はペーパークラフト「G.マーシャル製作のフォルテピアノ」ということ。3号に渡ってペーパークラフトが厚紙で巻末に掲載されます。

雑誌の大半をピリオド楽器特集で埋め尽くされた9月号をお楽しみいただけましたら幸いです!


News(2024.8.4)

 

BELLE EPOQUE HARMONY - Luther Museum, Amsterdam

 

アムステルダムのルター博物館の中、教会ホールで演奏会を開きました。

1891年製のエラールピアノで、フランス近代、ベルエポックの作品と日本の作曲家のソロ作品を演奏。

小さな会場ながら満員のお客さまとととてもよい雰囲気の演奏会になりました。小倉貴久子のアムステルダム時代の師、ブロンズ先生もご夫妻で駆けつけてくださいました。

思い出たくさんのアムステルダムでこのように演奏会が開催できて感無量の午後になりました。


News(2024.7.20)

 

ムジカノーヴァ8月号「小倉貴久子演奏法セミナー リポート」

 

小倉貴久子の人気講座「フォルテピアノの特性を踏まえた古典派ピアノ曲の演奏法」についてムジカノーヴァ8月号で紹介されました。

6月18日に山響楽器店中山店の主催で行われたオンラインセミナーの様子が2ページにわたって要約・紹介されています。

フォルテピアノ奏者の視点から「当時の楽器の特性」「古典派時代特有の奏法」を説明、それを「現代のピアノで実演するために」「レッスンでの活用を目指して」と主にピアノ指導者を対象にお話をしています。


News(2024.7.13〜15)

 

第6回フォルテピアノ・アカデミーSACLA

 

6回にわたってさいたま市で催してきたフォルテピアノ・アカデミーSACLAの最終回が無事に閉幕しました。

第6回はふたたび古典派中心の鍵盤楽器・作品に焦点を当てました。

前夜に行われたプレコンサート(小ホール)の舞台に並んだ楽器を5階のリハーサルルーム・レクリエーションルーム・4つのスタジオに配して始まったアカデミー。

18名の受講生への熱いレッスンが、小倉貴久子と平井千絵によって繰り広げられ、その合間に、講師によるレクチャー、久保田彰&太田垣至スペシャルトーク(写真)がお昼過ぎの時間に開催されました。

スタジオ1は西野晟一朗クラヴィコードの部屋となり、受講生のため、聴講生のためのクラヴィコードワークショップが行われ、最終日には、通奏低音のレクチャーが行われ、毎回満員の大盛況。

最後には《受講生コンサート》で三日間の成果を披露していただきました。

最後となったアカデミーに多くの方がかけつけてくれて、大変に盛り上がりました。

日本におけるフォルテピアノの受容のひとつのきっかけとなったこのアカデミーも、7年の開催期間の内にフォルテピアノでの演奏も当たり前の音楽界になってきたように思います。

アカデミーは終了しましたが、またテーマを定めた講座やワークショップなどを開催していこうと考えていますので、こまめにホームページをチェックしていただければと思います。もしくはこちらからメルマガの登録をお願いします。

フォルテピアノ・アカデミーSACLAのサイト


News(2024.7.12)

 

第6回フォルテピアノ・アカデミーSACLAプレコンサート

 

第6回フォルテピアノ・アカデミーSACLAのプレコンサートは6台の鍵盤楽器を舞台上に並べて、ゲスト講師の平井千絵と西野晟一朗とのガラコンサート。

小倉貴久子がクリストーフォリでD.スカルラッティとジュスティーニの作品の演奏から。次に登場した平井千絵はジルバーマンを用いて、C.P.E.バッハの専門家と愛好家のためのロンドを。西野晟一朗は、タンゲンテンフリューゲルでブクステフーデとJ.S.バッハの作品を演奏しました。

休憩後は、小倉貴久子と平井千絵で、モーツァルトのシンフォニー40番のクラヴィーア2台編曲版をお届けしました。

フォルテピアノ・アカデミーのプレコンサートにふさわしい、各楽器の味わい深い世界を堪能しました。明日からのアカデミーへの期待の高まる演奏会となりました。


News(2024.6.18)

 

講座〈フォルテピアノの特性を踏まえた古典派ピアノ曲の演奏法〉音楽之友社=山響楽器店

 

音楽之友社=山響楽器店主催の講座をオンライン(Zoom)で行いました。

講座内容:「フォルテピアノの特徴」「古典派時特有の奏法」「フォルテピアノの特徴を現代ピアノでの演奏に活かす工夫」


News(2024.6.9)

 

ピティナ・ピアノステップ トークコンサート

 

ベヒシュタイン・セントラム東京ザールでピティナステップでのアドバイスの合間に、クラヴィコードでトークコンサートを行いました。

バロックがテーマの日比谷バロック地区。クラヴィコードを演奏した参加者は、耳とタッチが変化して、そのあとに弾くベヒシュタインの音色も良くなるのにびっくりさせられました。

ほんのちょっとの体験でもこんなに効果があるなんて、クラヴィコードの凄さを再確認


News(2024.6.2)

 

小倉貴久子ピアノリサイタル ベヒシュタインの高貴な音色を愛したドビュッシー

 

名古屋市八事山興正寺「ライブラリーサロン華宮」でのドビュッシーリサイタル。美しい作品とベヒシュタインの音色。夢のような時間でした。

ドビュッシーが影響を受けた詩人ヴェルレーヌ。ヴェルレーヌとドビュッシーが影響を受けた画家ヴァトー。芸術が融合して生まれた世界と、歴史あるお寺の澄み切った雰囲気に、心がリセットされるようでした

C.ドビュッシープログラム:「夢」、「ベルガマスク組曲」、「ピアノのために」、「版画」、「子供の領分」、「喜びの島」


News(2024.5.8)

 

小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第11回

 

小倉貴久子のシリーズ第11回は「ハイドンの素顔〜ハイドンをめぐる4種の鍵盤楽器とともに〜」というタイトルで、ハイドンの各期の作品を、チェンバロ〜クラヴィコード〜ヴァルター・フォルテピアノ〜ブロードウッド・フォルテピアノ〜でお届けしました。

ハイドンの愉快な快活性。創造的、実験的なウキウキ。時に見せるメランコリックな側面。

様々な素顔を紹介するまたとない演奏会になりました。

ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

演奏会の詳細はこちらまで。


News(2024.4.21)

 

ピティナ・ピアノステップ トークコンサート

 

ピティナさいたまNEOステーションで、ピティナ・ピアノステップでみなさんにアドバイス。その合間にトークコンサートを行いました。


News(2024.3.16)

 

ミュージアム・コンサート(東京・春・音楽祭)

 

「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展 記念コンサート vol.1 小倉貴久子(フォルテピアノ)

 

《エラール・ピアノで描くベル・エポックの音楽》

東京都美術館講堂に、名取ピアノ所蔵の1890年のエラールを運び込みました。

美しい名品ばかりのプログラムを演奏できて幸せな午後になりました。

プログラムは活動の記録を参照してください。


News(2024.3.11)

 

ラ バンド サンパ 日本モーツァルト協会第657回演奏会「グラン・パルティータ」

 

〈ラ バンド サンパ〉が満を持して、「グラン・パルティータ」を引っ提げ、日本モーツァルト協会の舞台に登場。

3月11日(月)18:45開演 東京文化会館小ホール

 全員日本人で、13人のピリオド楽器奏者が集い、これ以上望めない優秀なメンバーによる「グラン・パルティータ」が実現しました。

 謎の多いバセット・クラリネットやバセット・ホルンの研究・復元がここ20年でかなり進み、ほかの楽器も同様それらピリオド楽器に興味をもち息と魂を吹き込む演奏家が桁違いに多くなり、演奏水準が上がりました。

 日本人には手の届きにくかったオリジナル楽器(コピー楽器ではなく)も舞台上に並びました。

〈ラ バンド サンパ〉はモーツァルトのセレナーデとディヴェルティメントを演奏するために生まれたバンド。モーツァルトの愛と楽しさ、ウィット、踊るようなリズム感を、全員が楽しみながら演奏しました。

 ご来場いただいたお客様にも大歓迎を受けました。

「変化自在なテンポ、ダイナミクスレンジの拡大、緩急の大きい、また巧みなフレージングとバリアンテ、各パートの音色の多彩さetc。

より自由度の高い、何が起こるかわからないワクワク感のあるものが、実はバロックや古典派音楽ではないか?」というお客様からのうれしい言葉もいただきました!

(写真:長澤直子)


News(2024.2.16)

 

NIKKEI ART ACADEIA 日本ピアノ教育連盟

 

ピアニスト 小倉貴久子 Vol.2 ベートーヴェンの生涯とフォルテピアノとの密接な関係

動画がアップされました!


News(2024.1.20)

 

モーストリー・クラシック3月号

 

モーツァルト・クラシック3月号の特集は〈ショパンとベートーヴェン 豊穣のピアノ世界〉

この二大作曲家のピアノ作品に迫る特集です。

小倉貴久子は「ピリオド楽器フォルテピアノ演奏の世界 ベートーヴェンやショパンの弾いた音を求めて」というタイトルで、3ページにわたる記事を寄稿しました。

「モノクロ・イメージから転換」「画一的ではない価値観」「不均等な音の排除」「当時の楽器を基に指示記号」という項目で、フォルテピアノの視点から両作曲家のピアノ作品の魅力について語っています。


より以前の小倉貴久子の活動については「活動の記録」のページで紹介しています。