小倉貴久子所蔵楽器の紹介

クラヴィコード:フーベルト 1770年代製の復元楽器 深町研太製作

Clavichord made by Kenta Fukamatti after Ch.G.Hubert [1770s]

 キーの後端についているタンジェント(真鍮片)が弦をたたいて音を出し、キーを押している間は弦を押し上げたままになるので、ヴィブラート(ベーブング)をかけることができる。絶対音量は小さいが、表現力の豊かな楽器。繊細なニュアンスを生む良いタッチ習得にも最適。