古典派・ロマン派の時代考証演奏法における世界的権威として、世界中を飛び回るクライヴ・ブラウン博士。オックスフォード大学から出版された著書『古典派およびロマン派の演奏実践』は、音楽家にとって必読の一冊として高く評価されています。クラシック音楽雑誌『音楽の友』でも1年以上にわたり連載されました。
現代のヴァイオリンとピアノでベートーヴェンを演奏する際、どのような点に留意すべきか、日本を代表するフォルテピアニスト、小倉貴久子氏と共に語り合い、学びを深める貴重な機会です。
講師:クライヴ・ブラウン博士(ヴァイオリン)
クライヴ・ブラウンは、1980年から1991年までオックスフォード大学音楽学部で、その後2015年に退職するまでリーズ大学で教鞭を執った。現在、リーズ大学の応用音楽学名誉教授であり、2017年にオーストリアに移住して以来、ウィーン国立音楽大学の客員教授として教えている。オックスフォード大学およびリーズ大学では、主に歴史的演奏実践を専門とする多数の博士課程学生の指導を行なった。現在も、ウィーンでは、器楽奏者および歌手向けに古典派およびロマン派の演奏実践も教える。主な著作には、『ルイ・シュポーア:批評的伝記』(1984年、改訂ドイツ語版2009年)、『古典派およびロマン派の演奏実践1750-1900』(1999年)、『メンデルスゾーンの肖像』(2003年)がある。また、歴史的演奏実践やその他のテーマに関する多数の論文も発表。
司会
柴田俊幸(たかまつ国際古楽祭芸術監督)
主催:たかまつ国際古楽祭実行委員会
*当ページの情報はクライヴ・ブラウン博士ワークショップのパンフレットより転載したものです。メヌエット・デア・フリューゲルではお問合せ・ご予約等には応じておりません。