日本ベートーヴェンクライス2023年11月例会 レクチャーコンサート

ベートーヴェンとライヒャ

〜「新しい」フーガをめぐって〜

2023年11月12日(日)14:00開演(13:30開場)

小山台会館 大ホール

東急目黒線・武蔵小山駅西口より徒歩3分

ライヒャ:《36のフーガ》より

ベートーヴェン:《自作主題による15の変奏曲とフーガ》Op.35(「エロイカ」変奏曲)

小倉 貴久子(フォルテピアノ)〔使用楽器:A.ヴァルター・1795年モデル(C.マーネ製作)〕

越懸澤 麻衣(企画・構成・お話)

一般:4,000円

BKJ会員・学生:2,000円

チケットはBKJホームページ、またはこちらのフォームからご予約いただけます。

入場料は、当日受付でお支払いください。


アントン・ライヒャ(1770~1836)は、ベートーヴェンとともにボンで若き日々を過ごした作曲家です。今回の例会では、この二人の作曲家のフーガをご紹介します。

ライヒャは1803年、《36のフーガ》という風変わりなフーガ集を出版しました。彼によれば、これは「新しいシステム」で作曲された曲なのですが、一体どのようなフーガなのでしょうか。そして、それに旧友ベートーヴェンはどう反応したのでしょうか。フーガという伝統的な書法に彼らがいかに対峙したか、当時のフォルテピアノの響きでお楽しみいただきたいと思います。


越懸澤 麻衣 Mai Koshikakezawa

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学院修士課程および博士後期課程修了。博士(音楽学)。 学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生として ライプツィヒ大学音楽学研究所に留学。現在、宮城学院女子大学特任准教授、洗足学園音楽大学非常勤講師。日本ベートーヴェンクライス理事。専門はベートーヴェンをはじめとする西洋音楽史、 および日本の洋楽受容史。著書に『ベートーヴェンとバロック音楽:「楽聖」は先人から何を学ん だか』(音楽之友社、2020年)、『大正時代の音楽文化とセノオ楽譜』(小鳥遊書房、2023年)、 訳書にB. クイケン『楽譜から音楽へ:バロック音楽の演奏法』(道和書院、2018年)がある。


小山台会館〔アクセス〕

〒142-0062 東京都品川区小山4-11-12(3階・大ホール)


主催:日本ベートーヴェンクライス(BKJ)

BKJ事務局:東京藝術大学音楽学部楽理科 沼口隆研究室

〒110-8714東京都台東区上野公園12番8号

FAX 03-5685-7797・E-mail:beethovenkreis@gmail.com

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