シリーズコンサート
小倉貴久子のシリーズコンサート《フォルテピアノの世界》
さまざまな時代や地域で生まれた作品を当時のフォルテピアノで楽しいトークとともにお届けします!
ザルツブルクのモーツァルト
〜シュタインのフォルテピアノとタンゲンテンフリューゲルの魅力〜
CD発売記念コンサート
2025年10月3日(金)
18:30開演(18:00開場)
豊洲シビックセンターホール
終了しました!
J.G.エッカルト:ソナタ ハ長調 作品1-5
C.P.E.バッハ:音楽さまざま Wq117より
J.A.シュチェパーン:ソナタ へ長調 作品1-3
I.v.ベーケ:15の変奏曲つきアリエッテ ハ長調
L.v.ベートーヴェン:選帝侯ソナタ ヘ短調 WoO47-2
W.A.モーツァルト:ソナタ 変ロ長調 K.281、ソナタ ニ長調 K.284「デュルニッツ」
フォルテピアノ:小倉貴久子
使用楽器:シュタイン J.A.Stein(ca1788年製の復元楽器 ツッカーマン-新井千笑製作)
タンゲンテンフリューゲル Tangentenflügel(シュペート&シュマール工房の復元楽器 久保田彰製作)
全席指定 4,500円 U-25 2,500円
【チケット発売・お問い合わせ】
メヌエット・デア・フリューゲル【主催】TEL 048-688-4921 mail: [email protected]
お申し込みフォーム(一般/U-25)よりお申し込みください。
【チケット発売】
・イープラス e+ イープラス内当公演のページ
*U-25は、25歳以下限定のチケットです。入場時に生年月日がわかるものをご提示ください。
*未就学児の入場はご遠慮ください。
*上演時間は約2時間になります。
豊洲シビックセンターホール(5階)
東京メトロ有楽町線「豊洲」駅下車7番出口より徒歩2分
新交通ゆりかもめ「豊洲」駅下車改札フロア直結
駐車場の台数が少ないため、ご来館には公共交通機関をご利用ください
東京都江東区豊洲2-2-18豊洲シビックセンター5階
協力:久保田チェンバロ工房/新井千笑/initié
後援:日本モーツァルト協会/日本モーツァルト愛好会/日本ベートーヴェンクライス/(一社)全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)/東京藝術大学音楽学部同声会
ザルツブルクのモーツァルト家には、シュペートのタンゲンテンフリューゲルがあったことが知られています。タンジェントで弦を打つシンプルな機構のタンゲンテンフリューゲルは、タッチの変化で強弱をつけることのできる、チェンバロからフォルテピアノに人気が移る過渡期に存在した魅力的な楽器です。ウィーン式アクションを開発したシュタインのフォルテピアノは、モーツァルトの軽やかでおしゃべりをするような音楽にぴったり。
J.G.エッカルトは、シュタインと共にパリに赴きそのまま永住。若きモーツァルトに大きな影響を与えた作曲家です。古典派の作曲家にとって大きな存在だったC.P.E.バッハ。少年時代のモーツァルトも彼の鍵盤曲に親しんでいました。マリー・アントワネットの音楽教師だったJ.A.シュチェパーンのソナタ作品1-3は、当時のザルツブルグでも人気のあった作品でした。1774〜75年、ミュンヘンでモーツァルトと演奏対決をしたI.v.ベーケ。ベーケの演奏技術と表現力の高さが褒め称えられる結果となったこの対決はシュタインのフォルテピアノで行われ、シュタインもベーケに夢中になったと伝えられています。その2年後にモーツァルトはシュタインの工房を訪れ、その楽器を絶賛する手紙を書いています。ボン時代のL.v.ベートーヴェンもシュタインのフォルテピアノで修行しました。《選帝侯ソナタ》は、ベートーヴェン12歳のときの意欲作。モーツァルト自身が高く評価していたデュルニッツ男爵のために書いたソナタなど、ザルツブルク時代のモーツァルトにインスピレーションを与えた2台の鍵盤楽器で、当時人気のあった作品をとりあげます。
【評】音楽の友12月号〜スクランブル・ショット
report 小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第15回
フォルテピアノ奏者の小倉貴久子が催している《フォルテピアノの世界》第15回を聴いた(10月3日・豊洲シビックセンターホール)。題して「ザルツブルクのモーツァルト〜シュタインのフォルテピアノとタンゲンテンフリューゲルの魅力〜」。モーツァルトが父の故郷であるアウクスブルクのJ.A.シュタインの工房でそのフォルテピアノに出会い絶賛したことはよく知られた話であり、これまでも聴く機会はあった。しかしモーツァルト家にあったとされるタンゲンテンフリューゲルはそもそも日本に台数がなく、レプリカとはいえ、わが国を代表するフォルテピアノ奏者の小倉貴久子の演奏で間近に聴けたのは、改めて作曲家が表現したかったことと楽器の深い関係を目のあたりにできてじつに興味深かった。
前半はモーツァルトと様々なかたちで関係のあった作曲家たち(エッカルト、C.P.E.バッハ、シュチェパーン、ベーケ、ベートーヴェン)の作品と、二つの楽器の独自の特徴のじつに丁寧な説明と、それぞれの作曲家にとってより適切な楽器を弾いて音楽と楽器の関係を示すというレクチャーコンサート。そして後半は、モーツァルトの2曲のソナタ「ピアノ・ソナタ第3・6番」を、楽器を変えて演奏されたが、モーツァルトが作品を通じて表現しようとした感情の機微が小倉の手によって二つの楽器の特徴を生かして見事に引きだされ、音楽と楽器の結ぶつきが強いことに改めて驚くとともに、とくにモーツァルトの音楽は、楽器を抜きにしては考えられないことを痛感した。
中村孝義氏(音楽の友2025年12月号 スクランブルショットより)
シュタイン J.A.Stein
(ca1788年製の復元楽器 ツッカーマン-新井千笑製作)
ウィーンに出てくる前、モーツァルトがその性能を絶賛したシュタインのフォルテピアノ。10月3日のコンサートでは、新進気鋭の調律&製作家の新井千笑さんが製作したシュタインが登場します。
シュタインの娘ナネッテはベートーヴェンに信頼されたフォルテピアノ製作家ですが、当時から女性も大活躍していました。
タンゲンテンフリューゲル Tangentenflügel
(シュペート&シュマール工房の復元楽器 久保田彰製作)
モーツァルトが少年時代を過ごしていた頃のザルツブルクや南ドイツで弾かれていたタンゲンテンフリューゲルは、ご覧の通り、木片(タンジェント)が弦を打つだけのシンプルな楽器です。
しかし、チェンバロのようにはじく発音システムではないため、タッチの変化によって強弱を表現することができます。
これまで長らく日本には、上野学園の資料館にオリジナルのタンゲンテンフリューゲルが置かれていたのみで、生の音をなかなか聴くことがかないませんでした。
チェンバロ製作の名工、久保田彰さんがこのほど2代目のタンゲンテンフリューゲルを完成させました。
1代目のタンゲンテンフリューゲルは、J.S.バッハ時代のシュレーター考案のアクションによる復元楽器でしたが、この度完成になった楽器は、シュペート&シュマール工房の製作したモーツァルトが子供時代に弾いていた楽器に近いモデルになります。
ザルツブルクのモーツァルトの家にもあったタンゲンテンフリューゲルの生の音を聴くチャンスをお聴き逃しなく!
2025年10月発売!
シュタイン・シューレ
フォルテピアノ:小倉貴久子
収録曲
エッカルト:ソナタ ハ長調 作品1-5/ソナタ イ長調 作品1-4
ベートーヴェン:選帝侯ソナタ ヘ短調 WoO47-2
ベーケ:アリエッタと15の変奏曲 ハ長調
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.284「デュルニッツ」
ハイドン:ソナタ ホ短調 Hob.16:34
initié ITE-002 initie.net
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小倉貴久子《フォルテピアノの世界》の
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クーポン券は、毎回のプログラム冊子の裏表紙左下隅に印刷されています。
クーポン券を切り取って所定の台紙に6枚貼って必要事項ご記入の上、お申し込みください。
郵送でもお申し込みいただけます。クーポン券は回が連続していなくても可。同一回複数枚は不可。
クーポン券を紛失された場合は無効となります。またクーポン券の再発行は致しかねます。
当シリーズが終了した場合は、クーポン券の効力も消滅します。有効期限はありません。
クーポン券台紙は《フォルテピアノの世界》コンサート会場にて配布しております。
〈申込方法〉
クーポン券を貼ったクーポンブックをコンサート会場CD販売デスクへお持ちください。または、クーポン券を貼ったクーポンブックを封筒に入れてメヌエット・デア・フリューゲル(CDプレゼント係)までご送付ください。
*現在販売中のディスクの中からお好きなものをお選びいただけます。ただし2枚組は除きます。