○1月13日 ナチュラル
バッハの愉しみ with ピアノ
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 より 第1番 ハ長調、イタリア協奏曲 へ長調、パルティータ 第4番 ニ長調
F.メンデルスゾーン=バルトルディ:厳格なる変奏曲 ニ短調
クララ・シューマン:プレリュードとフーガ 作品16-2
●1月20日 ムジカノーヴァ2月号
バロック舞曲を舞踏と演奏の二つの視点から読み解く(取材・文:長井進之介)
小倉貴久子が演奏及び講師として参加した2024年12月8日の「演奏に生きるバロックダンス&鍵盤楽器奏法」のレポート
●1月20日 ショパン2月号
ドビュッシー&ラヴェルの愛したピアノ(特集 ドビュッシー&ラヴェル その色彩の秘密)
◯2月6日 豊洲シビックセンター ホール
日本ベートーヴェンクライス例会《ベートーヴェンとピアノ》〜パリとロンドンからの「贈り物」〜
企画・構成・お話:越懸澤麻衣
J.ハイドン:《ピアノ・ソナタ変ホ長調》Hob.16:52より、D.G.シュタイベルト:《ピアノ・ソナタ変ホ長調》Op.45より、L.アダン:《「ダゴベールは良い王」の主題による導入と変奏》より、J.L.ドゥセック:《ピアノ・ソナタト長調》Op.35-2、L.v.ベートーヴェン:《ピアノ・ソナタヘ短調「熱情」》Op.57
ひさびさに学術的なセミナーを聴講した思いがした。今回は「パリとロンドンからの『贈り物』」というテーマ。周知のとおりベートーヴェンが活躍した時代はピアノという楽器は過渡期にあって、現代のものとは異なりフォルテピアノが主流。テーマの「贈り物」とは新作の楽器のことで、ベートーヴェンたちはいち早くその楽器を手に入れて作曲することを切望していた。その「新作」の先鋒となったのがロンドンのブロードウッドとパリのエラールで、このあたりの詳細は資料として配布された土田英三郎氏による「資料集(抄)」が詳述。ハイドン「ピアノ・ソナタ第60・62番」の第1楽章を小倉がブロードウッドで妙演。現代楽器と比するまでもなく音量は小さいものの、タッチの明解さゆえに響きの強靭さがわかる(使用楽器は太田垣至氏による修復調律)。同様にロンドンで活躍したシュタインベルトやドゥセック、そしてベートーヴェン《テンペスト》(一部抜粋)、後半では、エラール・ピアノの恩恵を受けたアダンの変奏曲やシュタインベルト「ソナタ」op.45(一部抜粋)、それからベートーヴェン《熱情》が、音楽学の越懸澤氏によるわかりやすい解説により興味深く傾聴することができた。
音楽の友2025年5月号コンサートレビュー:齋藤弘美氏の評
☆3月5日 豊洲シビックセンター ホール
小倉貴久子《フォルテピアノの世界》第13回
古今イタリアのピアノ製作家 〜クリストーフォリとファツィオリ〜
賛助出演(連弾)小原 孝
D.スカルラッティ:ソナタ ニ長調 K.96 L.465、L.ジュスティーニ:チェンバロ・ディ・ピアノ・エ・フォルテピアノ すなわち小さなハンマー付き鍵盤楽器のためのソナタ 第4番 ト短調、B.マルチェッロ:ソナタ 第4番 ト短調、ファンツァ写本より
C.シャミナード:ロマンティックな小品集 作品55(連弾)、T.バダジェフスカ:乙女の祈り、E.グリーグ:《抒情小曲集》第8集 作品65、M.ラヴェル:マ・メール・ロワ(連弾)
●3月20日 ショパン4月号
装飾音の歴史と変遷を知る(特集 華麗なる装飾音の世界 〜装飾音の華麗さを知るステップ1)
18世紀フランス鍵盤楽器の装飾音〜18世紀ドイツの装飾音〜ロマンは以降の装飾音
●4月11日 伊藤楽器 エリアミュージック船橋
セミナー 古典派の極意 ハイドンのピアノソナタ
☆4月26日/27日
メヌフリュサロン Vol.1 若松夏美(ヴァイオリン)、鈴木秀美(チェロ)、小倉貴久子(フォルテピアノ)によるコンサート&マスタークラス
26日:コンサート
ハイドン:クラヴィーアトリオ ハ長調 Hob XV:27
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 作品12-3、チェロとクラヴィアのための変奏曲 変ホ長調 WoO46、クラヴィーアトリオ ト長調 作品1-2
27日:マスタークラス
モーツァルトとベートーヴェンの作品から
◯5月18日 三鷹〈ナチュラル〉
小倉貴久子×大塚菜々子 〜煌めきの2台ピアノコンサート〜
共演:大塚菜々子(ピアノ)
C.M.v.ヴェーバー:舞踏への勧誘 Op.65(2台ピアノ版)、W.A.モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.488、J.StraußⅡ:美しき青きドナウ Op.314(連弾版)、F.メンデルスゾーン:2台のピアノのためのソナタ ニ長調 S1、J.ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56b
●5月20日 ムジカノーヴァ6月号
第56回 コンクール課題曲にチェレンジ!フンメル《スケルツォ》
誌上レッスンと解説
☆5月25日 メヌフリュサロン Vol.2
レクチャー&マスタークラス 〜今日は一日 モーツァルト三昧〜
5名のマスタークラス、レクチャーはクラヴィーアソナタ B-Dur K.333を取り上げました。
●5月29日 音遊人 2025 Summer
特集 ライブ演奏の魅力 〜 洗練された空間で繰り広げられる室内楽という「会話」〜
鈴木秀美×小倉貴久子
●6月1日 西条市総合文化会館 小ホール
ピティナステップ西条ステーション
アドバイスとワンポイントレッスン
◯6月7日 長野市芸術館・リサイタルホール
信州作曲家グループ「山の音」会 作品展'25 第35回演奏会
桐山紘一作曲:ピアノ三重奏曲「信濃の歌」
第1楽章:犀川べりの歌、第2楽章:子守歌、第3楽章:七草なずな変奏曲、第4楽章:祭り
共演:ヴァイオリン:桐山建志、チェロ:花崎薫、ピアノ:小倉貴久子
◯6月12日 トラストグレイス御影
小倉貴久子&柴田俊幸 デュオ・コンサート
F.X.モーツァルト:ロンド、シューベルト:おやすみ、菩提樹、「しぼめる花」の主題による変奏曲 D802、ベートーヴェン:「夏の名残の薔薇」による変奏曲、F.クーラウ:アダージョ(グランド・ソナタ・コンチェルタンテより)、J.V.ヴォジーシェク:即興曲 作品7-6 ロ長調、幻想風ソナタ 変ロ長調 作品20、シューベルト:即興曲 第7番 変イ長調 D899
◯6月14日 香川、ハイスタッフホール(観音寺市民会館)
柴田俊幸&小倉貴久子 デュオ・リサイタル
F.X.モーツァルト:ロンド ホ短調、L.v.ベートーヴェン:6つの民謡の主題による変奏曲 Op.105より第4曲「夏の名残の薔薇」、F.シューベルト:「しぼめる花」による序奏と変奏曲 D802、即興曲 変イ長調 D899、J.V.ヴォジーシェク:幻想曲風ソナタ 変ロ短調 Op.20