小倉貴久子 活動の記録

2018年

□1月1日発刊

ONTOMOMOOK〈ピアノ&ピアニスト〉

巻頭インタビュー 演奏に関わる人は楽譜への誠実な態度を持つべきと信じています

 

◯1月7日 東京藝術大学奏楽堂

藝大130周年記念音楽祭 鍵盤楽器 未来永劫より

F.シューベルト:「即興曲」変ホ長調 D.899 作品90-2、メンデルスゾーン:「ヴェネツィアのゴンドラの歌」嬰ヘ短調、R.シューマン:「幻想小曲集」作品12より「夜に」

 

□2月1日 〈ショパン〉2018年2月号

特集2 ピアノ練習のい・ろ・はへの寄稿

限られた時間を有効に使い心身の環境づくり

 

◯2月14日 豊洲シビックセンターホール

シューマン デュエットの世界 In der Nacht ~J.B.シュトライヒャーとともに~

共演:安田久美恵(ソプラノ)、石川洋人(テノール) 

R.シューマン:4つのデュエット Op.34より「愛の庭」「恋する者のセレナード」、ミルテの花 Op.25より「きみはあたかも一輪の花」、リーダークライス Op.24より「ミルテと薔薇で」、12の詩 Op.35より「さすらいの歌」、スペインの歌芝居 Op.74より「夜に」、幻想小曲集 第2部 Op.12より「夜に」「寓話」「夢のもつれ」「歌の終わり」、4つのデュエット Op.78より「踊り歌」「彼と彼女」「あなたを想う」「病み臥せる子への子守唄」、リーダークライス Op.39より「月夜」、3つの歌 Op.83より「献身の花」、リートと歌 Op.77より「ことづて」、4つのデュエット Op.34より「窓の下で」「家族の肖像」

 

◯2月19日 福岡ヴァルールミュージックスタジオ

ピティナ【講座】古典派の演奏法

ピアノの発達と形式について

 

◯3月4日、5日 ヤマハミュージックリテイリング岡山店サロン

ピティナ・ピアノステップ トークコンサート、セミナー〔現代ピアノで四期を弾き分ける〕

 

◯3月13日 トッパンホール

第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール記者会見・プレゼンテーション

第2部 小倉貴久子によるフォルテピアノの演奏に関するアドバイス

 

◯3月23日 掛川市美感ホール

2018年度ピティナ・ピアノコンペティション課題曲セミナー

近現代、バロック、ロマン派の課題曲の演奏と解説

 

☆3月26日 近江楽堂

シリーズコンサート 小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第31回 C.Ph.E.バッハ

C.Ph.E.バッハ:「音の肖像画」Wq.117より「ベーマー」、練習曲集よりソナタWq.63-1、変奏繰り返しつきのソナタ イ短調Wq.50-3、「スペインのフォリア」による変奏曲Wq.118/9、わがジルバーマン クラヴィーアとの別れのロンドWq.66、C.Ph.E.バッハの感情~自由なファンタジーWq.67

W.A.モーツァルト:小品 へ長調K.15t/プレアンブルムK.deest、「美しいフランソワーズ」による変奏曲K.353、ファンタジー ハ短調K.475、ソナタ ハ短調K.457

 

◯3月31日 浦安音楽ホール コンサートホール

ピティナ・ピアノステップ トークコンサート

共演:高田有莉子

W.A.モーツァルト:「お母様、聞いてちょうだい」の12の変奏曲 ハ長調 K.265、ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K.453より第1楽章

 

□4月9日 ピアノ講師ラボ 今月の教材 CD2枚

ピアニストの小倉貴久子先生が語る!古典派ピアノ作品の指導の極意

「バッハの作品を生き生きと演奏させる指導のポイント」、「ハイドンの作品における「トリル」について」、「モーツァルトを素敵に弾くポイントはこれだ!」、「効果的な練習方法と身体の柔らかさの関係」などのテーマ

 

□4月20日 ムジカノーヴァ5月号付録

時代様式を意識して弾こう ピアノの歴史ポスター

演奏のポイントの解説

 

○4月23日 ミュージック・ペンクラブ・ジャパン

第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞 クラシック部門 独奏・独唱部門賞受賞

日本におけるフォルテピアノの第一人者として長年にわたる多彩な音楽活動を通じ日本の音楽文化の発展と普及に顕著な貢献を称えられての受賞

 

□4月26日 自宅

【さいたま音の葉ステーション】講座

《ハイドンのピアノ作品について》

 

□5月18日 月刊ショパン6月号 P.37 特集 羊と鋼を操る人々~知られざる調律師の世界~

寄稿:ピアニスト(フォルテピアノ奏者)が語る「自分でする調律」の大切さ

 

□5月20日 ムジカノーヴァ6月号 P.38~P.41

7種の打弦鍵盤楽器図鑑~作曲家にインスピレーションを与えた楽器たち

第1回フォルテピアノ・アカデミーSACLAに登場する7種の鍵盤楽器の詳細図鑑 

 

☆5月22日 近江楽堂

シリーズコンサート 小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第32回 G.パイジエッロ

共演:彌勒忠史(カウンターテナー)

G.パイジエッロ:歌劇《哲学者気取り》より「主よ幸いあれ」、歌劇《セヴィリャの理髪師》より序曲、「私はランドール」「その時が近づいています」、6つのソナタ より 

W.A.モーツァルト:小品 ニ短調K.15u、歌劇《フィガロの結婚》より「自分で自分がわからない」「恋とはどんなものかしら」、「クローエに」K.524「夕べの想い」K.523「春への憧れ」K.596、パイジエッロの歌劇《哲学者気取り》より「主よ幸いあれ」による6つの変奏曲 へ長調 K.398、ボードロンの歌劇《セヴィリャの理髪師》より「私はランドール」による12の変奏曲 変ホ長調K.354

 

◯6月3日 音楽の友ホール

ピティナ・ピアノステップ 神楽坂バロック地区 トークコンサート

J.S.バッハ:インヴェンション Nr.1、 ファンタジーとフーガ イ短調 BWV904、C.Ph.E.バッハ:我がジルバーマンクラヴィーアとの別れのロンド ホ短調

 

◯6月15日 大阪ハーモニーホール ぽこあぽこピアノ教室

小倉貴久子 ピアノ演奏法セミナー フォルテピアノの特性を踏まえた古典派ピアノ曲の演奏法

「フォルテピアノの特徴」「 古典派時代特有の奏法」「フォルテピアノの特徴を現代ピアノでの演奏に活かす工夫」

 

◯7月15日 銀座ヤマハホール

シューベルティアーデ in 銀座 鈴木秀美・小倉貴久子と愉しむ「ます」と「アルペジオーネ・ソナタ」

共演:岡本誠司(ヴァイオリン)、成田 寛(ヴィオラ)、鈴木秀美(チェロ)、今野 京(コントラバス)

F.シューベルト:2つのスケルツォ D.593より第1番 変ロ長調、ヴァイオリンソナチネ 第1番 ニ長調 Op.137-1, D384、アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821、五重奏曲 イ長調「ます」Op.114, D667

 

☆7月20~22日 さいたま市プラザウエスト 多目的ルームほか

第1回フォルテピアノ・アカデミーSACLA

古典派時代のフォルテピアノにどっぷり浸る3日間~様々な種類の鍵盤楽器が勢ぞろい!レッスン、コンサート、個人練習、体験コーナーも充実

https://fortepianoacademy.jimdo.com

 

☆8月6日 近江楽堂

シリーズコンサート 小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第33回 E.T.A.ホフマン

共演:丸山 韶(ヴァイオリン)、島根朋史(チェロ)

E.T.A.ホフマン:クラヴィーアトリオ ホ長調 AV52、クラヴィーアソナタ イ長調 AV22

W.A.モーツァルト:小品 ヘ長調 K.15v、ヴァイオリンソナタ ト長調 K.379、クラヴィーアトリオ ホ長調 K.542

 

◯8月22日 所沢市民文化センター ミューズ キューブホール

埼玉県高等学校音楽研究会 高音研サマーセミナー2018

「18世紀の鍵盤音楽」~バロック音楽と古典派~

L.ジュスティーニ:チェンバロ・ディ・ピアノ・エ・フォルテすなわち、いわゆる小さなハンマー付きチェンバロのためのソナタ ホ短調 作品1-4、J.S.バッハ:インヴェンション第1番 ハ長調 BWV772、C.Ph.E.バッハ:ジルバーマンクラヴィーアとの別れのロンド ホ短調 Wq.66、J.S.バッハ:パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828、W.A.モーツァルト:クラヴィーアソナタ イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」、L.v.ベートーヴェン:クラヴィーアソナタ ハ短調 作品13「悲愴」

 

◯8月30~9月6日 ワルシャワ(ポーランド)

第1回ピリオド楽器によるショパン国際コンクール視察

9月2日3日=コンクールプレコンサート

4日~6日=第1回ピリオド楽器によるショパン国際コンクール第1次審査の視察

[月刊ピアノ 11月号]2018年11月号特集「リアル・ショパンを探して」 へレポート「ショパンの真実に迫る国を挙げての取り組み」

[ムジカノーヴァ 12月号]第一次予選取材・文

今年からワルシャワのショパン国際ピアノコンクールにピリオド楽器部門ができて話題を呼んでいます。小倉貴久子は3月に日本でのこのコンクールの説明会、デモンストレーションで、フォルテピアノの解説員として参加していますが、どのようなコンクールになるのかワルシャワに足を運び、視察してまいりました。

ポーランドには8月30日に到着、翌日はグダンスクの音楽院で開催されている〈ゴールドベルク・フェスティバル〉のひとつのステージ、川口成彦フォルテピアノリサイタルを聴きに行きました。

その後、ワルシャワに戻ると、まず9月2日と3日は、過去のコンクールの覇者と審査員の中から4人が、18世紀オーケストラとともにコンチェルトを演奏するという二夜にわたる贅沢なプレイベントがありました。9月4日からはいよいよ3日間にわたる第一次予選が始まり、その全員のステージを聴きました。DVDと書類審査を通過した30名のコンペティター各々が3台までのフォルテピアノを選び、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集から一曲、ショパンと同時代のポーランドの作曲家の作品を一曲(指定あり)、ショパンの若かりし時代のポロネーズを一曲(指定あり)、エチュード1曲、バラードもしくはバルカロールから一曲ずつを演奏するという大掛かりな第一次審査。コンペティターの公平性にこだわり厳正な審査が行われ、さすが随一の国際コンクールということを実感しつつ帰路につきました。

「月刊ピアノ11月号」に「リアル・ショパンを探して」という特集が組まれ、小倉貴久子もレポートを寄せています。

「ムジカノヴァー12月号」にも3ページにわたる特集記事が組まれました。小倉貴久子が第一次予選の取材・文を寄せています。

 

◯9月〜10月 トッパンホール・東京オペラシティコンサートホール

第87回 日本音楽コンクールピアノ部門

審査員

 

◯9月25日 如水会館2F スターホール

第446回一橋大学開放講座〈ピアノの歴史〉~技術革新が拓いた魅惑の世界~

共演(お話):小岩信治(一橋大学言語社会研究科教授)

使用楽器:A.ヴァルター(1795年)、J.B.シュトライヒャー(1845年)、ベヒシュタイン(1923年)

モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485、ベートーヴェン:ピアノソナタ 嬰ハ短調 作品27-2「月光」、シューマン:〈子供の情景〉作品15より〈トロイメライ〉、シューマン:〈幻想小曲集〉作品12より〈夜に〉、メンデルスゾーン:〈無言歌集〉作品30より〈ヴェネツィアのゴンドラの歌〉、ドビュッシー:〈喜びの島〉

 

◯9月28日 富岡本店(山形市)

トミオカ公開講座『フォルテピアノから知る古典派ピアノ曲の演奏法』

~現代ピアノで「らしく」弾くためのヒント~・フォルテピアノの特徴・古典派時代特有の奏法・フォルテピアノの特徴を現代ピアノでの演奏に活かす工夫 など

 

☆10月15日 近江楽堂

シリーズコンサート 小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第34回 J.S.バッハ

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻より 第17番 変イ長調 BWV862、平均律クラヴィーア曲集 第2巻より 第7番 変ホ長調 BWV876、ファンタジーとフーガ イ短調 BWV904、パルティータ 第4番 ニ長調 BWV828

W.A.モーツァルト:小品 ハ短調 K.15z、フーガ ト短調 K.401、ソナタ 変ホ長調 K.282、ソナタ ト長調 K.283

 

◯10月20日 宗次ホール(名古屋)、10月30日 東京文化会館小ホール

J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティーア[シューマンによるピアノ伴奏付き]全曲演奏会

ヴァイオリン:桐山建志

ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001、パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002、ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003、パルティータ 第2番 二短調 BWV1004、ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005、パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006

 

◯11月11日 ハクジュホール

鈴木秀美のガット・サロンVol.12 シューマンの室内楽〈弦の音色、木の響き〉

共演:岡本誠司(ヴァイオリン)、成田 寛(ヴィオラ)、鈴木秀美(チェロ)

R.シューマン:花の曲 変ニ長調 作品19、おとぎの絵本 作品113、ピアノ三重奏曲(幻想小曲集)作品88、ヴァイオリンソナタ 第3番 イ短調 WoO27、ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47

 

○11月16日 パレスホテル東京「葵の間」

第48回 JXTG音楽賞 洋楽部門 奨励賞の受賞

 

◯11月18日 みなみホール(鹿児島市)

ピティナ・ピアノステップ トークコンサート(櫻島もくもくステーション)

J.S.バッハ:インヴェンション 第8番 ヘ長調 BWV779、G.F.ヘンデル:クラヴサンのための組曲集より エアとヴァリエーション《調子の良い鍛冶屋》、W.A.モーツァルト:ソナタ K.331より第3楽章「トルコ行進曲」、J.S.バッハ:シンヴェンション 第7番 ホ短調 BWV778、D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.1、L.v.ベートーヴェン:ソナタ 作品13《悲愴》より第1楽章

 

◯11月23日 スペース クリストーフォリ堺(大阪府堺市)

特別講座 フォルテピアノの特性を踏まえた古典派ピアノ曲の演奏法

講座内容:・作曲家がイメージしたのは「この楽器」での演奏だった・古典派ピアノ作品を弾く 教える前に知っておきたい古典派時代特有の奏法・演奏のレベルと説得力がアップするフォルテピアノの特徴を現代ピアノでの演奏に活かす工夫

 

☆12月27日 近江楽堂

シリーズコンサート 小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》第35回 A.エーベルル

共演:荒木優子(ヴァイオリン)

A.エーベルル:トッカータ ハ短調 作品46、クラヴィーアソナタ ハ短調 作品1、クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ ニ短調 作品14

W.A.モーツァルト:小品 変ロ長調 K.15w、クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 K.305、クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 K.454