☆1月18日 第一生命ホール
クラヴィーアをめぐる全3回シリーズ小倉貴久子『モーツァルトの世界』第1回 ソロ
W.A.モーツァルト:転調するプレリュード、プレリュードとフーガ ハ長調 K.394、行進曲 ハ長調 K.408-1、ロンド イ短調 K.511、デュポールのメヌエットによる変奏曲 ニ長調 K.573、クラヴィーアソナタ第1番 K.279、クラヴィーアソナタ第13番 K.333
室内楽にうってつけの第一生命ホールですが、フォルテピアノのソロ公演は初めてとのこと。気品のある響きに想像力を刺激され、小倉貴久子の音楽が豊かに響きわたりました。
モーツァルトの全生涯にわたる様々なキャラクターの作品が演奏されました。ソナタ第1番、第13番。ロンドイ短調、デュポールのメヌエットによる変奏曲、プレリュードとフーガハ長調、それに行進曲ハ長調や転調するプレリュードといった変わり種の作品も紹介されました。アンコールには小倉貴久子作曲「世界に一つだけの花」による変奏曲が演奏され喝采を浴びました。
音楽の友 2004年3月号 コンサート・レヴュー
小倉貴久子『モーツァルトの世界』 第1回 ソロ(フォルテピアノ)
小倉貴久子のフォルテピアノを中心に据えたシリーズの初日を聴いた。独奏曲を様々なカテゴリー(チェンバロからピアノへ、多感様式など)に分け、日頃あまり耳にすることのない珍しい作品や、変奏曲やソナタなどが演奏された。ソナタ第1番は各楽章の性格が明確に描出される(流麗、デリカシーに富んだ歌、めりはりの効いたリズムと溌剌とした感興)。即興演奏さながらの「転調するプレリュード」を経てアタッカでロンド・イ短調へ。時折用いられるモデレーターが効果的で、アーティキレーションは繊細かつ多様。「デュポール変奏曲」におけるデュナーミクの統制とソノリテの端整な美しさも特筆される。欲を言えば、「前奏曲とフーガ」の前奏曲には、各部分の関連における、よりいっそうの内的必然性が望まれるが、強靱な集中力で弾かれたフーガは秀逸。ソナタK333の2,3楽章が、繊細、優美、表情の多様さなど小倉の美質のよく出た秀演だった。アンコールでSMAPの人気曲を主題とした自作の変奏曲を披露。聴衆を沸かせた。4月、9月の続編が楽しみだ。(1月18日・第一生命ホール)〈那須田務氏〉
ムジカノーヴァ 2004年4月号 演奏会批評
小倉貴久子(クラヴィーア) モーツァルトの世界第1回
クラヴィーアをめぐる全3回シリーズ〈モーツァルトの世界〉の第1回め。1795年製のアントン・ヴァルター・ピアノのレプリカで、クリス・マーネ製作のウィーン式アクションを持つ楽器によって、変化に富むモーツァルト作品の数々が、当時の響きを再現する形で、この日演奏された。
東京芸術大学大学院修了後、アムステルダム・スウェーリンク音楽院に学び、特別栄誉賞付きの首席で卒業した。小倉貴久子は、第3回日本モーツァルト音楽コンクール優勝、ブルージュ国際音楽コンクールのアンサンブル部門およびフォルテピアノ部門で優勝。毎回、語りを取り入れた活発な演奏活動でファンが多い。特選盤のCDあり。
バランスの取れた人である。柔らかで親しみやすい雰囲気を常に周りに漂わせ、実に自然に呼吸するように、楽しく生き生きと演奏する。とても真面目なのだけれども、それが度を超すことはなく、非常に丁寧なのだが、それで音楽が硬直化することはない。複雑なものを精緻に描いて見せる演奏家は多いが、そこに優雅な流麗さと陽気さが備わっている人は少ない。小倉貴久子の魅力がまさにここにあると思う。第2, 3回は、4月24日、9月29日。(1月18日、第一生命ホール)〈雨宮さくら氏〉
○2月19日 東京文化会館 小ホール
日本モーツァルト協会 例会 子供時代のヴァイオリンソナタチクルス1
共演者:桐山建志(ヴァイオリン)
W.A.モーツァルト:クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタより ニ長調K.7、ト長調K.9、ト長調K.27、ニ長調K.29、変ロ長調K.31(以上、フレンチ・チェンバロで)、変ロ長調K.454、「ああ私は恋人を失くした」による6つの変奏曲K.360(以上ヴァルターピアノで)
○3月12日 プチョン冨川(韓国)
プチョン・フィルハーモニー 定期演奏会
指揮者:フィリップ・ベルノルド
W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453
○4月13日 文京シビックホール 小ホール
メンデルスゾーン協会第8回例会 メンデルスゾーン ヴァイオリンソナタの楽しみ
共演者:桐山建志(ヴァイオリン)
メンデルスゾーン:ヴァイオリンソナタ ヘ長調(1820年)、ヘ短調 作品4(1823年)、ヘ長調(1838年)
☆4月24日 第一生命ホール
クラヴィーアをめぐる全3回シリーズ小倉貴久子『モーツァルトの世界』第2回 室内楽
W.A.モーツァルト:クラヴィーア三重奏曲 ト長調 K.496、クラヴィーア三重奏曲 ハ長調 K.548、クラヴィーア四重奏曲 変ホ長調 K.496
桐山建志(ヴァイオリン)、長岡聡季(ヴィオラ)、花崎薫(チェロ)で、クラヴィーア三重奏曲 ト長調 K.319、ハ長調 K.548、クラヴィーア四重奏曲 変ホ長調 K.493をお届けしました。
共演者の暖かい人柄が音楽に反映され、親しみと愛にあふれたモーツァルトが再現。しあわせな一晩となりました。アンコールは次回コンチェルト公演の予告を兼ね、クラヴィーアコンチェルト第6番の終楽章をホルン(塚田 聡)をまじえ演奏しました。
音楽の友 2004年6月号 コンサート・レヴュー
小倉貴久子(フォルテピアノ)〈モーツァルトの世界~室内楽〉
前半は三重奏曲2曲で、ト長調K496とハ長調K548。クラヴィーアは1795年製アントン・ヴァルターをモデルとしたクリス・マーネ製作楽器。ホールがやや大きめにも感じられたが、小倉の精妙なタッチから生まれる洗練されたアーティキュレーションはそれを充分に補っていた。16分音符のパッセージなど粒の揃った真珠のよう。ヴァイオリンの桐山建志は出るところ退くところよく心得た好演。チェロの花崎薫の安定感あるサポートが全体をぐっと引き締める。2曲のうちではK548のアダージョ楽章からフィナーレがことに豊穣に響いていた。後半はヴィオラの長岡聡季が加わって四重奏曲変ホ長調K493。ヴィオラ1挺でかくも厚みが増すことを実感、その意味でも好プログラミングだ。神秘的なハーモニーの中からトニカのテーマが浮かび上がる冒頭部と、弦3者とクラヴィーアとが沈潜した色合いの対話をかわす第2楽章が印象深かった。(4月24日・第一生命ホール)〈萩谷由喜子氏〉
ムジカノーヴァ 2004年7月号 演奏会批評
小倉貴久子 モーツァルトの世界・第2回 *モーツァルト本来の室内楽の魅力を堪能
クラヴィーアをめぐる全3回シリーズの第2回「室内楽」。共演者は桐山建志(ヴァイオリン)、長岡聡季(ヴィオラ)、花崎薫(チェロ)の諸氏。演目は以下のとおりである。モーツァルトのクラヴィーア三重奏曲を2曲、すなわち《ト長調》K496と《ハ長調》K548。休憩後に《クラヴィーア四重奏曲変ホ長調》K493。
1780年代後半に作曲されたものを、(強大な表現を目指すために進化?してきた)現代の楽器による表現で享受する機会が多い耳には、たいへん新鮮な驚きに似た気分を味わい、また当時のひびきをたしかに推測させる音響世界を堪能することができた。
使用楽器はクリス・マーネ製作のフォルテピアノ(アントン・ヴァルター1795年モデルのコピー)であったが、現代の鋳鉄製のものとはまったく異なる木製のフレームから醸されるひびきは(ハンマーの材質や弦の張力の違いなども相まって)まったく滑らかな、そして軽やかなもので、奏者の音楽的気分の表出にたいへん繊細に反応するような印象であった。また、当夜の弦楽奏者もスティール弦ではなくガット弦を張ったということも、暖かいひびきの創出に大きく寄与しているように思えた。
ピアニストの自己の技術への絶対的信頼、そして弦楽器奏者との音量的バランスは理想的なものに感じられた。(アンコール前の女史の言葉にあったように)フォルテピアノの低音とチェロの音量が拮抗するバランスにおいてはじめて、楽器間の対等なダイアログの受け渡しが可能になるようだ。現代のピアノでの演奏では音量的にピアノの優位が強調される感があるが、この夜は必要に応じて、ピアノがはるか弦楽器群の背景に退く「遠近感」さえ感じることができた。
いずれにしてもよく耳にする、それぞれの楽器が「競奏」する感のピアノ三重奏や四重奏とはだいぶ趣を異にする、いわば総体で一つの楽器としての完全性を示すような一体性(ここには演奏家個個人の卓越した技術という前提があるのは当然のことであるが)、またこのことに由来する精神的にも寛いだ、豊かな奥行きを感じさせるモーツァルト本来の室内楽を楽しむことができた。(4月24日、第一生命ホール)〈石川哲郎氏〉
○6月6日 アクトシティ研修交流センター(浜松市楽器博物館)
レクチャーコンサート ~ピアノが生まれたのはなぜ?~
フレスコバルディ:トッカータ第10番 ニ短調、L.M.ジュスティーニ:ソナタ第4番 ホ短調、J.S.バッハ:「音楽の捧げもの」より3声のリチェルカーレ、マルチェッロ:ソナタ第1番 ニ短調、D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.10 他
○7月3日放映 日本テレビ
音と科学のミステリー 人類史上最高の天才 モーツァルト 奇跡の響き
共演:古楽アンサンブル オレンジ・エコー
W.A.モーツァルト:クラヴィーア協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
●8月18日~22日 都留市文化ホール
第19回 都留音楽祭
フォルテピアノの講師
☆9月29日 第一生命ホール
クラヴィーアをめぐる全3回シリーズ小倉貴久子『モーツァルトの世界』第3回コンチェルト
共演:桐山建志、今村直子、花崎淳生、大西律子(ヴァイオリン)、森田芳子、長岡聡季(ヴィオラ)、花崎 薫(チェロ)、西澤誠治(コントラバス)、前田りり子(フルート)、三宮正満、尾崎温子(オーボエ)、塚田 聡、岡村 陽(ホルン)、岡本正之、江崎浩司(ファゴット)
W.A.モーツァルト:シンフォニー 第33番 変ロ長調 K.319、クラヴィーアコンチェルト 第17番 ト長調 K.453、クラヴィーアコンチェルト第27番変ロ長調K.595
初めての経験になるシンフォニーとコンチェルトの弾き振りでしたが、気心の知れた仲間たちの積極的な関わりにより、指揮者をおくよりも統一のとれた小倉貴久子の音楽をダイレクトに演奏することができました。
終演後のワインパーティーではお客さまの興奮の生の声をたくさん聞かせていただきました。
今回、参加いただいたメンバーのみなさま、トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホールの暖かなサポートにより、当シリーズ、大成功を収めることできました。ありがとうございました。
シンフォニー第33番変ロ長調K.319、クラヴィーアコンチェルト第17番ト長調K.453、第27番変ロ長調K.595に加え、お客様をワインパーティーに誘うためにアンコールで行進曲K.408/1を演奏しました。
音楽の友 2004年12月号 コンサート・レヴュー
小倉貴久子(フォルテピアノ)〈モーツァルトの世界~コンチェルト〉
古楽奏法にスタンスを置いた独自の活動を展開する小倉貴久子だが、「モーツァルトの世界」として「クラヴィーアをめぐる全3回シリーズ」を完結した。すなわち第1回はソロ、第2回はクラヴィーア三重奏などの室内楽、そしてコンチェルトの今回は「交響曲第33番K319」「クラヴィーア・コンチェルト第17番K453」「同第27番K595」が演奏された。
コンチェルトでは、小倉はクラヴィーア(アントン・ヴァルター1795年のモデル)を弾き振り、古楽器によるオーケストラはところどころバランスに偏りが感じられたが、全体では自然な流麗感を紡ぎながら典雅な風趣を表出する絶妙のアンサンブルとなった。みずみずしく透明感に溢れた音色、純度の高い響き、そして細やかな陰影に富む表情は聴き手の心の奥底を揺さぶる。さらに颯爽とした躍動感も十分に横溢しており、現代におけるクラヴィーアのひとつの規範を示した出色の演奏と言えるだろう。(9月29日・第一生命ホール)〈真嶋雄大氏〉
○10月19日 東京文化会館 小ホール
日本モーツァルト協会 例会 子供時代のヴァイオリンソナタチクルス2
共演者:桐山建志(ヴァイオリン)
W.A.モーツァルト:クラヴィーアとヴァイオリンのためのソナタより ハ長調K.6、変ロ長調K.8、変ホ長調K.26、ハ長調K.28、ヘ長調K.30(以上、フレンチ・チェンバロで)、変ホ長調K.481、「羊飼いの娘セリメーヌ」による12の変奏曲K.359(以上ヴァルターピアノで)
●2004年11月号~2005年3月号
ムジカノーヴァ(音楽の友社) 解説付楽譜(ウィーン原典版)執筆
☆11月23日 東京文化会館小ホール
シリーズコンサート音楽の玉手箱Vol.5『ルドルフ大公の功績を讃えて』
共演:荒井英治(ヴァイオリン)、長明康郎(チェロ)、三界秀実(クラリネット)
L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ 第26番 変ホ長調 作品81a「告別」、ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 作品97「大公」、ルドルフ大公:クラリネットソナタ イ長調 作品2
『師弟愛と友情』青木やよひ
(チラシにお寄せいただいたエッセイです)
ルドルフ大公というと、私には八年前に訪れたチェコの街オロモーツのことが思い出される。いまはさびれた地方都市だが、そこはかつてベートーヴェンが、当時オルミュッツとよばれていたこの地の大司教に就任したルドルフ大公のために、『ミサ・ソレムニス』を書いたことでしられてきた地名だった。
訪れたのが平日だったせいか、聖堂のすべての扉が閉ざされて内部はうす暗く、かつてのミサの盛儀は想像できなかった。だが、正面入口近くの柱に、ベートーヴェンの『ミサ』がここで初演された日付が刻まれた表示板を見つけた時は嬉しかった。急いでシャッターをきったあの時の写真が、いまもどこかにあるはずだ。
そんなわけで、ベートーヴェンのもっとも重要なパトロンであるルドルフ大公は、堂々とした威厳を身におびた大司教の姿で思いうかんでしまう。だが、ベートーヴェンが彼の音楽教師に迎えられたのは、1803年から4年の冬にかけてのことだから、彼はまだ15歳の少年だった。父である前皇帝のレオポルト二世は在位わずか2年で死去したので、当時はその長男であるフランツ二世の時代だった。つまり彼は、現皇帝の末弟というわけだった。
当時皇族の男子は軍務につくのが慣例だった中で、ルドルフ大公がその道を行かなかったのは、病弱のためだったといわれる。ベートーヴェンについて、作曲、ピアノそして音楽理論を学ぶ一方、17歳でオルミュッツの司教補佐になっている。彼の芸術的センスと穏和な性格がこうした分野に生かされたのだろうが、それはベートーヴェンにとっても幸いなことだった。
もともと人に教えるのが嫌いだった彼は、ツェルニーやリース、またエルトマン夫人などの弟子にも、教えたのはピアノ演奏だったから、大公は彼の唯一の作曲の弟子といってよい。しかも、短気で気まぐれなところのあるベートーヴェンが、時々レッスンをすっぽかしたりしながらも、二人の間にはこれといったトラブルもなく、二十年余も師弟関係が続いたというのは、よほど合性がよかったにちがいない。
この間ベートーヴェンが大公に献呈した作品は10曲を数えるが、これは数としても他のパトロンや友人をぬきん出ているだけでなく、ピアノ協奏曲『皇帝』をはじめ、いずれも名曲中の名曲であることでも注目される。大公自身すぐれた鑑賞力の持主で、傑作が自分に献呈されないと不機嫌になったとも言われるが、ベートーヴェンの方にも、作曲の師としてのプライドがあったのかもしれない。
また19世紀初頭に、ヨーロッパはナポレオン戦争の影響でスーパ・インフレに見舞われ、定職を持たないベートーヴェンは経済的危機を感じて、提供されたカッセルの宮廷楽長の地位を受けて都落ちしようと考えていた。その時エルデーディ夫人の奔走で、三人の大貴族の拠金によって年4000フローリンの年金を受ける契約が1809年に成立し、ウィーンに止まることができた。その三人の一人が、当時21歳のルドルフ大公だった。
しかし大公の功績は、こうした目に見えるものに止まらなかった。
ナポレオン没落後、とくに1819年以後のヨーロッパは、メッテルニヒ体制によるきびしい思想弾圧の下に置かれていた。自由な言論は封殺され、レストランや酒場にまでスパイが潜入して、人々の話題や行状をチェックしていた。そんな中でベートーヴェンは、大声で体制批判や貴族階級の腐敗をまくし立てていたのだった。彼が逮捕をまぬがれたのは、彼自身でかちえた不滅の名声と共に、ルドルフ大公の被保護者だったからである。
大公が残した音楽作品は、どこかベートーヴェン風だというが、それは師弟愛と友情のほのかな証しなのかもしれない。今回それが聞けるのは、なんとも嬉しいことだ。
○12月11日、12日 はつかいち文化ホール さくらぴあ 小ホール
クリスマスコンサート 『ベートーヴェンの愛したピアノ』
11日~ティータイムにようこそ ピアノの歴史の旅へご案内します~ J.S.バッハ「半音階的幻想曲とフーガ」、ヘンデル「調子のよい鍛冶屋」、ジュスティーニ ソナタ作品1より第4番ホ短調、ドビュッシー「喜びの島」、ベートーヴェン 「エリーゼのために」「月光ソナタ」「熱情ソナタ」
12日~こどものために みて・きいて・さわって・・・!~「トルコ行進曲」「貴婦人の乗馬」「エリーゼのために」「きらきら星変奏曲」他
○12月21日、22日 東京富士美術館
『ヴィクトール・ユゴーとロマン派展』記念演奏会
使用楽器:プレイエル、エラール(浜松市楽器博物館所蔵)
F.ショパン:バラード 第3番 変イ長調 Op.47、F.リスト:メフィスト・ワルツ 第1番 「村の居酒屋での踊り」、L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57 「熱情」